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『マジメ』は長所?短所?


はじめまして。WR研究室ライターの佳代です。

長野の自宅にて


早速ですが「私は〇〇です。」と自分の性格を表わす時、あなたはどんな言葉が浮かびますか?


私の場合は『真面目』が真っ先に浮かびます。ただ、この「真面目」について悩み所なのが…

『これは長所なのか?』『それとも短所なのか?』

ということ。


一般的には長所と言われる事が多い特徴ですが「すっきりと受け入れられていない」って気持ちもありまして。

それは【真面目】を発揮した後、空回りをしたような気分に陥る事があって、そんな時『こんなストレスを感じる「真面目」って、本当に長所なのか…?』という疑問を感じていたからです。


そこで【真面目】という言葉を調べてみました。


まじ‐め【真面目】
1 嘘やいいかげんなところがなく、真剣であること。本気であること。また、そのさま。

2 真心のあること。誠実であること。また、そのさま。


この意味を頭に置いて、身近な出来事を振り返ってみます。

【家族に、今日のおもしろエピソード話す時】
(1)状況説明を丁寧に喋り過ぎ、前置きが長くなる。何を話してるのか自分でわからなくなる。

(2)1番伝えたいオチに行き着かない。喋り出した時のワクワクは消え去る。   

(3)「それ、どこがオチなの?」と言われる。相手も自分も、シラけて終了。

この状況が、割と頻繁にあるのです。自分で振り返っといて、切なさが増してきました…。

自分としては

『全てを丁寧に説明したい』
『一個一個わかるようにしたい』

という「真面目」を発揮して空回りをしています。


先ほどの【真面目】の意味を引用すれば

1 うそやいいかげんなところがなく、真剣であること。本気であること。 また、そのさま。


は、していることになる。真剣だし、本気だ。だけど、2の意味はどうか?


2 真心のあること。誠実であること。

私は、「相手に対して」真心があって誠実だっただろうか?



はたまた、自分の望んだゴール(さっきの話で言えば、「出来事を共有し一緒に楽しむ」ゴール)に対して誠実だっただろうか?

と考えてみると、私はそんな時「本気」だけど、相手や目的に対しては「誠実」ではない態度を選んでしまっていたのかもしれない。


セッションの後、イメージを書き出してみた

「本気」で取り組んだからといって「誠実な態度」や「望む結果」になるとは限らない。

ああ。だから私は、しんどさを感じていたんだな。と。

切ない。切ないけど、でも!

そこに気がついてからは、以前より空回りが減って心が楽になってきた。

こうやって少しずつ真面目の使い所を理解していけたら、いつか気持ちよく『私の長所は真面目なところです』といえるようになるだろう。

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