【PTA回想録(2)】渡りに船の電話が...

(前回)【PTA回想録(1)】私のPTAとの出会い より続く.

わが子も進級し,小学校の生活にもずいぶんとなじんできた頃でした.
PTAと市教委との共催で,土曜日に体育館で遊べる活動があることを知り,ぼちぼち体を動かして,スポーツへの足掛かりを見つけられないか,と思っていたので,親子で体育館に行ってみることにしました.
走る,ボールで遊ぶ,バドミントンをやってみる...
子どもが喜んで遊んでいる姿を見て,
「これは良い活動だなぁ」「どんな人がやっているのかなぁ」
「そういえば,この活動,冬に餅つきをやっていたよなぁ」
なんて思いながら,運営スタッフの仕切りの上手さにも感心したのを覚えています.

そうこうしているうちに,わが子の2年生生活も終わりが見えてきて,
また次の年度のPTA役員選びの時期が近づいていました.
私の仕事は時間の自由はあるのですが,片付けねばならない仕事の量がそれなりにあって,年々忙しさが増していたのです.
「役員になるのはよいけれど,時間指定で『出てこい』と言われても,ちょっと困るなぁ...」
「いろんな活動や会議など,こちらの都合を聞いてくれるような役職はないかなあ...」
などと,ぼんやりと思い始めていたように思います.

そんなとき,携帯に一本の電話が.
「突然のお電話で申し訳ないのですが,小学校のPTA副会長を引き受けていただけませんか?」
お話を伺って,自分はなんと幸運なのだろう,と思いました.

「お電話ありがとうございます.副会長ならば,いろいろと時間の都合もつけやすそうなので,お引き受けできますよ.」

「副会長は,2年やっていただくルールなのですが,大丈夫ですか? 2年やっていただくと,その後は役員免除となります.」

「子ども2人分の役員やらねばならなかったので,ちょうどよいです.仕事もいろいろと片付けることがあるので,三役になれば日程調整でこちらの都合も聞いてもらえそうですし,副会長といってもそんなに難しいことはないと思うので,大丈夫ですよ.」

ということで,わが家のPTA「一子一役」問題は,
「副会長への就任」であっさりと解決したのでした.

(次回)【PTA回想録(3)】副会長としての日々(1)  へ続く.

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