感染症 “サル痘” が中央アフリカで拡大WHOが国際的公衆衛生の緊急事態を懸念

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<記事の概要>

世界保健機関(WHO)は、
コンゴ民主共和国(DRC)から広がる
mpox(サル痘)の感染増加に関する
緊急会議を招集した。

WHO事務局長のテドロス氏は、
DRCで約2万7 千件の感染例と
約1,100人の死亡が報告され、
多くが子供であることを受けて発表した。

昨年9月以降、DRCでの感染者数が急増し、
そのウイルス株は周辺諸国でも検出されている。

テドロス氏は、mpoxの感染が
ブルンジ、ケニア、ルワンダ、ウガンダなど、
これまで報告されていなかった国々に広がったことを受け、
国際的な公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)と
認定すべきかを検討するため、
国際保健規則に基づく
緊急委員会を招集すると述べた。

<丸谷局長の解説>

さて、このサルの痘、
アフリカ疾病予防管理センター(Africa CDC)によると、
今年アフリカ10カ国でmpoxが確認され、
そのうち96%以上がDRCに集中している。

感染者数は昨年比で160%増加し、
死亡者数も19%増加している。
特に15 歳未満の子供の間での感染が多く、
70%の感染者と85%の死亡者が子供である。

mpoxは主に性的接触を通じて広がり、
特に男性同性愛者間での感染が多い。

その中で、アフリカCDCなんてあったんだって思って
調べたら2016年にエチオピアにできていました。
つまり、テドロスの出身国です。

当時のエチオピアの大統領は、
北京大学で学んだムラトゥ・テショメという人で、
かつて駐日大使もやっていた人。

テドロスはそこで外務大臣をやっていた。

この二人は、ルワンダの大統領で、
米国政府の全面的なバックアップを受け、
先日もまた大統領になった
ポール・カガメと仲が良い。

そしてルワンダのカガメ政権は、
アメリカとフランスの承認を受けて、
鉱物資源 の豊富なコンゴ民主共和国東部に
M23という武装勢力を送り込み、
レアメタル とかゴールドを盗掘し、
欧米のITメーカーに売って商売している。

この事実に対して、コンゴ民主共和国の大統領はアップルなどに公開レターを出した。
アップルの回答は「公開レターを受け取ったことさえ認めない」というものだった。

・アメリカ政府機関のアフリカ拠点
・WHO局長 テドロス氏
・アフリカ資源を巡る闘争

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