採用は会社の顔。子育てとともに描く宇宙スタートアップキャリア
第14弾となる今回のメンバーインタビューに登場するのは、BizDevメンバーの岩田です。人材会社でのバックボーンを持つ岩田はワープスペースとして初となるHR領域を担うメンバーとなります。
キャリアアップと家庭の両立を目指して選んだ宇宙スタートアップ
-まず、岩田さんの担っている業務を教えてください
現在は労務面の整備に注力していますが、今後は採用をメインにしていく予定でいます。二つの領域のバランスを取りながら日々業務を進めています。
-これまではどのような仕事をされてきたのですか?
もともとは製薬会社の営業職としてキャリアをスタートし、その後「人」に関わる仕事がしたいと人材紹介会社に転職しました。キャリアコンサルタントとして経験を積んだ後、出産を機にコーポレート業務に移って子育てをしながら働いてきました。
-人材系の仕事に携わるきっかけはなんだったのでしょうか?
新卒での就職活動の際に出会った採用担当者の方を見て「採用は会社の顔なんだな」と強く感じたことがあり、そのことがきっかけで人事の仕事に興味を持ちはじめました。
-そんな岩田さんがワープスペースへの転職をきめた理由を教えてください
コーポレート業務やHRのエキスパートとしてさらにキャリアアップしていきたかった点と、「自分がこの人たちを支えていくんだ」という矜持が持てる環境で仕事がしたいと思ったことが大きな理由です。
この業務はどこの業界でもやる事が大きく変わるものではないので、せっかく働くのであれば自分自身が支えになっていると思えるところで働きたいと考えていました。加えて宇宙に関わる仕事には興味もあり「
宇宙スタートアップ」であるワープスペースにしようと決めました。
-子育てとスタートアップ企業で働くことの両立は大変ではありませんか?
ワープスペースではリモートワーク等も推進されていますし、遅い時間に会議が入っている場合は、先に子どもを迎えに行ってから会議に参加しています。生産性を重視するワープスペースのワーキングスタイルは私に非常に合っています。
コーポレート業務のお客さんは会社メンバー
-労務と採用の双方を見る中で、苦労している点はありますか?
それぞれのバランスに気をつけています。
労務領域はそれぞれ期日が決まっていて、いつまでに何をしなければいけないというものがはっきりしています。一方で採用領域はどちらかと言うと勢いであったり、時間的にフレキシビリティが必要だったりします。応募者とのやり取りなど営業的な要素も強く、自分でハンドリングできることでもあるので、労務の時とは考え方が全く異なっていて、そこのバランスをとることが難しいですね。
-ワープスペースとしても初めて強化するHR領域を担うポジションとして、これから目指していきたい姿はありますか?
自分の経験や知識、思いで会社の成長に貢献していきたいと思っています。その過程で社内メンバーを大事にしていくことや、働きやすい体制づくりの必要性を強く感じています。自分の会社が好きだと思えないときはメンバーも楽しくないので、「ここで働いてるんだよ」と胸を張って言える会社にしていく助けになったら嬉しいです。
また自分自身の姿としては、コーポレート業務を担うメンバーが自社の社員をお客様と捉えることが重要だと思っています。労務も経理も採用も、淡々と「こういうルールなので駄目です」としてしまうと、「うちコーポレートって、本当に話分かんないよね」といった様に社内メンバーとの溝ができやすくなります。
もちろん会社として守らなければならない法律や制度はありますが、その中でメンバーからの要望や相談事に対して「これはできません。でも、ここまでだったらできます」というところを工夫して、みんなが最大値で活躍できるようにしていくのが理想的かなと思っています。
-チームから自分の働く環境を相談されるような立ち位置を作りたいのですね
そうですね、なので聞きやすい雰囲気作りは心がけています。ただ同時に、必要以上にケアしすぎない様にしよう、とも気をつけています。
日々書類の処理や手続きに触れている私たちの方が知識も経験もありますし、やろうと思えば代わりにやることもできますが、それは独り立ちができない社員が育ってしまうということにもなってしまいます。相談はしやすくも甘やかさないことを私自身の課題と捉え、この点は日々意識しています。
-HR担当の視点から、ワープスペースに興味を持っている方に向けて知ってほしいことはありますか?
シンプルな表現かもしれませんが、会社のみんなが温かいことだと思います。ワープスペースはスタートアップの中でも特に幅広い世代が所属していると思うのですが、メンバー同士、その違いを楽しんでいます。ですから「やっぱ世代違うから分かり合えないわ」とはならず、どうしたら人同士の差を乗り越えていけるかをそれぞれが考え、温かく接することができる方に入ってほしいなと思います。そして入ってこられる方には、皆とても親切なので、躊躇せずにいろいろ聞いてもらえたらいいなと思います。
最も大事な「Compass of Behavior」
-最後に岩田さんが最も大事にしている「Compass of Behavior」は何でしょう?
「05. Resilient spirit」に一番共感しています。私は子どもが3人おり、幸いみんな元気で、これはとてもハッピーなことなのですが、キャリアの視点で考えるといろいろ諦めたことも多くありました。ですから、私にとってワープスペースでの仕事はリベンジでもあります。
もっと自分のキャリアを深めたい、知識を深めて人事のスペシャリストになっていきたいと考えたときに、宇宙スタートアップの舞台でチャレンジ、そしてリベンジしていきたいという思いがあったので、レジリエンスにしました。
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現在ワープスペースでは衛星間光通信ネットワークサービス”WarpHub InterSat”の実現に向けて採用を強化しております。
衛星開発や地上系等各サブシステム、組み込み系やフロントエンジニアなどを募集しておりますので、ぜひお問い合わせください。
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