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撮ってこん会言われ展

8月24日〜8月28日まで、今里BEATSギャラリーで開催していました、「撮ってこん会言われ展」は、無事に会期を終了しました。
暑い中、見に来てくださった皆さん、ありがとうございました。

撮ってこん会言われ展は、普通の展示とは違った展示の見せ方をしました。
それは展示した写真の、ステートメントの「タイトルが伏せられている」ことでした。
展示を見た方に「何のテーマで撮ってきたかわかりますか?」と、問いかける展示でした。

入口のすぐ右手に、まずこの7枚の写真を展示しました

ちなに、この7枚のテーマは「音」でした。
どうでしょう、納得できたでしょうか?
(答えはステートメントをめくることで、確認できるようにしていました)

この展示を行うきっかけは、コロナ禍で集まるのが難しかった頃、誰かが出したテーマに沿って、写真を撮ってきてオンライン上で見せ合うという遊びからでした。
世の中に閉塞感のある中、誰かから「撮ってこんかい」と言われて写真を撮りにいくという、ちょっとした息抜きでした。
同じテーマでもみんなが撮ってくる写真は全然違っていて、写真って面白い、人って面白いと感じました。
何ヶ月かそういう遊びをやる中で、色んなテーマで写真を撮るということを楽しみました。
そして色々撮っているうちに、せっかくならその写真を形に残したいという声があがり、企画したのがこの「撮ってこん会言われ展」でした。

テーマを伏せた展示の仕方には、賛否ありましたが、来場された方の様子からは、楽しんで見てくださった方が多かったのかなと感じました。
(もちろん「めんどくさい」と思われた方も、いたとは思います)
展示者を良く知る方の中には、テーマを当てた後で「どの写真が誰の撮影か」まで、当ててくださった方もいたようです。

やってみての反省点も色々あります。
例えば写真展なのに、写真の撮影者が誰なのかわからない展示だったことです。
「これ誰が撮ったんだろう」という疑問の答えが、在廊者に聞かないとわからない状態でした。
これは大きな反省点です。

ちなみにテーマの多くは、撮ってこん会の名誉会長、羽野ふうな氏から出されました。
ふうな氏からのテーマは「クリスマス」とか「お正月」という、撮りやすいものもありましたが、「リズム」とか「癒やし」という、難題も多くありました。
一度ふうな氏に「テーマが鬼」と言ったら、「私も自分の出したテーマが、自分で撮れなくて苦しんでます」と返ってきて、ほんとに写真好きなんだなと思いました。

今回の展示では「音」「文字」「模様」「家族」「水」「夜」と、6つのテーマで展示を行いました。
この中では「模様」が一番わからなかったとの声を、多く聞きました。
「文字」「家族」はわかりやすかったと。

みなさんなら、このテーマでどんな写真を撮ってきますか。
よければチャレンジしてみてください。

出展者
ATSUSHI
Syuwa
ショーヘイSKY
Takuro
ryujits
ユイメイ
わぁぷ


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