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nekoniwaさんが好き【好きなYouTubeの話】
YouTubeに何を求めていますか?
エンタメ、情報、夕飯のレシピ...今やチャンネルは多種多様で、「YouTubeを見ている」と一口に言っても、求める動画が人によってまったく違うんだろうなあ、と思います。
わたしはYouTubeにとにかく癒しを求めることが多いです。穏やかな暮らしや動物との生活など、「暮らしの小さな幸せ」みたいなやつ。
そんな自分のお気に入りのチャンネルの中で、おとぎ話の絵本を読んでるみたいな素敵さが溢れるYouTubeがあります。「nekoniwa」というチャンネルです。今日はそのチャンネルの話をさせてください。
ざっくりした説明をすると、日常vlogです。アメリカの田舎での丁寧な暮らしを、日本人の女性が配信しています。動画の音声はなく、BGMと字幕のスタイル。
田舎の自然あふれる清々しさと、猫たち、犬、ニワトリたちなど、飼っている動物の可愛らしさ。そして「そうそう、こんな暮らししてみたい!」と言いたくなる、かわいい雑貨に囲まれた穏やかな暮らし。丁寧に作られた料理たち。
そして、「眼福」という言葉がぴったりのおやつ作りのシーン。これが必ず出てきます。「ああ、遠い世界の素敵な暮らしだなあ」と思うところですが、ここの距離感が絶妙なんです。
字幕で「親愛なるみなさま、お茶の用意ができましたよ」と視聴者に声をかけ、お茶の席に招いてくれるようなシーンで終わるのです。
「うわあ、わたしにはなかなかできない生活だなあ」「こんな絵本見たいな世界に行けたらなあ」を、すうっと近づいて叶えてくれる感じ。「丁寧な暮らしの様子をお見せします」というだけではないのが、魅力なのかもしれません。
字幕の親近感も魅力の一つです。とっても可愛らしい雰囲気の動画なのに、「うおっと」「ww」など、ちょっとおてんばな字幕が流れます。
動画の非日常感と、nekoniwaさんの言葉の親近感。このバランスがいい塩梅でなのです。
字幕の魅力はもう一つあります。
「喋らないモノたちの会話」です。ここもおとぎ話の絵本のように、動物たちはもちろん、モノにも字幕が振られます。
動物たちに「おかーさん」と呼ばれ、nekoniwaさんは動物たちと会話していきます。(動物たちの字幕ってなんでこんなに面白くて可愛らしいのでしょう...)
料理道具のモノたちも、nekoniwaさんの動画の世界ではとてもおしゃべりです。「お砂糖瓶の蓋」さんは「粉砂糖瓶の蓋」さんに恋をしていて...という、毎回展開されるストーリーも。思わず視聴者も想像してしまう、小さな可愛らしい物語がたくさん盛り込まれています。
ガーデニングの知識やレシピのシェアも魅力の一つ。
種の植える時期や、果物の実を早くつけさせる方法など、広いお庭で育てた植物たちの知識を字幕で教えてくれます。
美味しい料理も作り方を書いておいてくれるので、憧れの暮らしをちょこっと真似できる、そんなところが素敵です。
絵本の世界に入り込む、を叶えてくれる動画たちは、おやつを食べながらや、寝る前のリラックスタイムに見るのにぴったりです。穏やかな暮らしの様子を眺めながら、最後はティータイムに誘われる。ちょっと素敵な体験ができるチャンネルです。
ぜひ見てみてくださいね。
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