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豊かな時間

このところ「豊かさって何だろう」ということに、思いを馳せているのです。

そんなことを考え始めたのは自分の年齢や、いまの時代のせいもあるのかもしれませんが、何より「人生をしまう時間(とき)」という映画に出会ったから、というのが大きいです。

もうですね、涙が止まらなかったです。うまく言葉にできないのがもどかしいですが・・感動した、ともちょっと違う感じ。

治せない「病」を、避けられない「死」を、どう受け入れるのか。しかも、病院ではなく、自宅で。

本人だけでなく、そこに関わる家族、医療・福祉関係者の、それぞれの想いと、時間の経過が、淡々と、でも丁寧に、描かれていました。

あたりまえ過ぎて忘れている(ように生きている)けれど、命あるものは、必ず終わりとしての「死」があるのを思い出させてくれました。

いま生きているということ

残された時間を、大事に噛みしめるように味わいながら、必死に生きる。

何というか、そこに「豊かさ」みたいなものがあるんじゃないか、と。
そういうことを考えさせられました。

僕が申し上げるのもおこがましいですけど、医療・介護に関わる方に限らず、全ての方に観て頂きたい映画です。

この映画を、7月に社外に向けて開催する「 Warmheart Life FES 2022 」でも上映することになったとのこと!

この映画をご紹介できる機会があることが、純粋に嬉しいです。

先の見えないコロナ禍だけでなく、世界では目を覆いたくなるような悲惨な現実がある中で、この映画を通した「想い」を共有することが、いま自分にできる世界平和への取り組みなのかな、と思ったりします。

画面から溢れる「豊かな時間」を、1人でも多くの方と共有できたら嬉しい限りです。

浦野


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