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[ Warita00's Eyes ] 中国新興、AIで「無人食堂」需要予測や調理を自動化 2022年8月10日(水) 日経朝刊 P.12

2022年8月10日の日本経済新聞の記事と割田の視点を共有します。

◆ 記事より

・とある上海商業施設内の食堂
 〇 調理はすべてロボット
 〇 料理を画像認識して、スマフォ決済
 〇 料理3品で30元(約600円)

・中国の外食市場は2023年に5兆1886憶元(約103兆円)で日本の4倍規模

・飲食店経営課題として
 〇 コストの2割を占める人件費のコントロール
 〇 長時間労働、週末労働で若者が敬遠しがち

・2022年北京五輪では選手村に調理から配膳まで全自動化したレストランを開設

課題は「初期コスト」と「保守メンテナンス」

・関連記事にて海熙香芸享電子商務の李総経理があげた着眼点や課題など

着目したのは、
 〇 ヒトの調理にはブレが大きい
 〇 セントラルキッチンは冷蔵や冷凍保存が主で新鮮食材を扱えない
 → 新鮮で、健康な料理を提供することを狙う

課題は
 〇 食木を洗浄する前後の工程(食器洗浄機への出し入れ、排水処理)は人手が必要な状態
 → 3,000人規模の食堂で6人必要な状況

今後は
 〇 家庭向け全自動キッチンを研究
 → 食材投入⇒料理完成、を3年後試作品、5-10年後実用化したい

◆ 割田の視点

・テクノロジー、調理技術や文化的醸成、フードテックは注目されている分野。例えば代替肉などの世界は先行するEU、ロシアやUSから輸入することも多いように感じます。是非とも日本発のフードテックで世界を驚かせてもらいたいです。「自動化」というアプローチが、ならではの視点や感性を伴い、日本から始まることを期待しています。

・日本では川崎重工業さんが対応している例があります。関連記事を読む限りレトルトや冷凍食品を加熱・解凍して提供するようなことがメインのよう。今回の記事のような「調理」まで含めた自動化ではない点に違いがありそうです。
 2022年4月オープン:「羽田イノベーションシティ」(東京・大田) 

日本は「保守メンテナンス」などきめ細かいサービスは得意です。そのためこの分野で世界で貢献する余地はあるように感じます。ただ、根幹となる基盤機会やプログラミングなど、自動に関して肝となる部分を他国にとられ、下請けのようになるは避けたいところです。どのような場面で、日本が生きる道を歩むことができるか注目していきたいと思います。

・そして、そもそも全自動化した食べ物を「食べたいのか?」これも重要な観点になるように感じています。

・Clubhouseでもお話しましたが、米国にある全自動ハンバーガー屋さんはすべての工程が見える化するなど進んだ取り組みがあったようですが人気がなかったということです。自分が食べるのは、誰かの手ごころを感じられるものが良い?、見えてしまうことによるネガティブな面もあるようです。人が関わることによる温かさのようなものがご馳走である。そのように受け止める感性が日本で多数派になりそうな印象です。

食べ物はヒトが作るものが良い。でも、下準備などで手間がかかって、そこにネガティブな心理で携わるようなものについては自動化させるのも良いかもしれません。つまりは効率化と演出性は分離して考える/分野として成長させていくことが今後の進路なのかもしれません。

・アレルギーの観点から言えば、ロボットを活用した全自動化した飲食提供工程は設計に問題がない限り安心であると言えるかもしれません。感性的な部分と実利的な部分のすみわけの先に、独自の優位点を活かしつつ、人類が望ましい世界にどのように結ばれていくか、とても興味深いです。

◆ clubhouseルーム「みんなで食事を楽しみたい#」


このテーマに関して、下記Clubhouseでお話しています☺️
是非お楽しみください👍

👨‍🍳SmileMenuの会🍽#118🖊みんなで食事を楽しみたい🤝1日限りのGFの日、AIと機械の無人食堂


◇ 参考資料

・上海熙香芸享電子商務(シーシャン)ウェブサイト(中国語)

・上海熙香芸享電子商務(シーシャン)が上海で運営する「虹橋社区AI食堂」の記事(2021年9月28日)


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