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黒子のバスケ 決勝戦をやり直してみた

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今回は駄文中の駄文なので誰にも見てほしくないってのが本音

黒子のバスケ決勝がもしこうだったらという夢小説の部類です

本当の意味でノート替わりw









リコ「黒子君が全く機能していない?ミスディレクションになっていない?どういう事なの・・今までこんなことなかったのに」

実渕3Pシュートを決める

15-0

赤司3Pシュートを決める

18-0

観客「この実渕、赤司の3P攻勢止められないならこの試合もう終わりだな、誠凛は攻撃の形すら出来てない」

赤司、黒子のパスをカットする。そして赤司から黛へ

黛、バックハンドで実渕に渡す

伊月「くっパスの軌道が読めない これはまるで・・」

実渕、日向の上から3ポイントシュートを決める

日向「くそぅ!全然止められねえ!」

連続3に沸く観客

21-0

誠凛ボール

速攻からの火神のダンクシュート

なんと葉月にブロックされてしまう

葉月「ぎゃはは!気持ちええーーー」

火神「な!?」

リコ「いや、今のは火神君の踏み足があわなかっただけ。

合っていれば伸長分制空権はこっちに分があるはず。

じゃあ身長分を差し引けばジャンプ力は火神君と互角!?」

カウンターの速攻、赤司のロングパスから

根武谷がレイアップシュートを外す

黛が木吉をブロック

リバウンドは根武谷

根武谷は木吉を吹っ飛ばしダンクを決める

23-0


・・・

担任の先生「いや、お前はスポーツ推薦無いよ

試合出てないだろ?まだ4月だ、大学進学するなら今から勉強するんだな」

進路相談での出来事を思い出す黛

今日はやる気が出ず4限の授業をサボっていた

屋上で仰向けになる黛

黛「俺の進路どうなっちまうんだろ」

高校生活を振り返れば空回りしてばっかりだった

金髪に染めたのに誰からもリアクションされず

授業中にダジャレを言ったけど周りは無関心

1年の時は先輩の壁を越えられず試合出場無し

2年でそろそろレギュラーと思ったら1年にポジション争いで負ける

3年で今度こそレギュラーと思ったらとんでもない1年が入ってくる

黛「俺の高校3年間何だったんだろうな ハハハ」

なぜか視界が歪んできた

「先輩、ここにいたんですね」

黛「お前授業どうした。俺はいなくても誰も気づかないからいいんだ」

赤司「先輩は全ての能力が平均値、このままだと洛山には不要な存在。

ただし、ひとつだけ先輩が試合に出る方法がある

影になる事です」


その日から影に徹する練習が始まった

もうバスケの楽しさはとうに捨てていた

ただ勝利する事のみ

自分の未来は勝利した先にしかない

そのためにすべてを捨てた あの日に

・・・


試合中黛はあの日の事を思い出した

根武谷「ナイススクリーン」

黛は答えない

赤司「根武谷、あんな簡単なレイアップ外すな。次外したら交代だ」

根武谷「ガハハっ 悪かったって 筋肉が暴走しちまって」

誠凛ボール、伊月がボールを運ぶ

伊月(なんて圧だ。少しでも油断したらボールを取られる)

そう思った瞬間、すでに伊月はボールを持っていなかった

伊月「なっ!!」

赤司の電光石火のスティールから実渕へのパス

実渕そのまま3Pの体勢

「このっ」

日向、火神がジャンプ

実渕「フフ かかったね」

ニヤリと笑いシュートフェイクからあっという間に2人抜き

根武谷、黛がスクリーンし空いた中央から実渕がダンクを叩きこむ

あまりの凄さに静まり返る会場

実渕「ダンクする時は左手・・ね」

23-0

ただでさえ実渕の外を攻略できないのに中もある

火神「オイ・・これってゾーンに入ってるのか??

そんなバカな ゾーンに入れるのは俺か奇跡の世代だけのはず」

赤司「実渕はムラっ気が強くてね。勝負所ではない時などいくつかの条件が合えば僕らと同様にゾーンに入るんだ。君達は運が無いな。実渕が調子いい日に当たるなんて」

伊月がボールを運ぶ

攻め手が無く24秒バイオレーション寸前で伊月が3Pシュートを打つが

リングに当たる

リバウンドをとったのは赤司

赤司「お前達走れ」

その言葉に呼応する3人

赤司がゴール前に投げる

木吉「超ロングシュートか・・いや違う!」

実渕 根武谷 葉山がゴール前でジャンプ

火神「クソッ舐めやがって!」

火神も飛び混戦状態になるゴール前

最後に飛んだ葉山のアリウープが決まる


第1クォーター終了  洛山高校25- 誠凛高校0

赤司「黒子、お前には失望したよ」

スコアボードを指す赤司

赤司「これではつまらない。100-0で勝ってしまうじゃないか。

そうだ。100点差以内ならお前達の勝ちでいいという事にしよう。

こっちも張り合いが出る。あの時の様にな・・」

その言葉でトラウマを思い出し愕然とする黒子

友を失ったあの日

試合とは別のゲームをしていたと絶望したあの日

それをやっていたのが自分のチームだったという後ろめたさ


ロッカールーム

リコ「とりあえず黒子君を下げるわ。でもすぐ出番があるから気持ちを切らさないでね」

黒子「はい、わかりました」


リコ「根武谷は黒人パワープレイヤーって所ね3ファールしている所を突くしかないわ。木吉、足は大丈夫?」

木吉「はぁはぁ ああ、問題ないよ。ちょっと派手に倒れただけさ」

リコ(1stで木吉が倒され過ぎたのは心配だわ。下手すれば根武谷より先に木吉が下がるかも)


リコ「葉月はドリブルに固執してるけどそれより怖いのは全身バネのような身体能力よ。NBAのプレイヤーならアレン・アイバーソンタイプって感じね。日向がマークについて。外は無いから3点より2点の失点なら仕方ないわ。」

日向「おっしゃ。まかせとけ」


リコ「実渕は日本人離れした手足の長さで3ポイントの懐は深くて防ぎにくいし、スリーに意識が行けば機を見てペネトレイトしてくるスラッシャータイプの欧州プレイヤーって感じね。まあ実際ハーフらしいけど。

この試合で一番のスコアラーなのは間違いないわ。

あの高さに対応できるのは火神君しかいない。まかせたわね。」

火神「っしゃあ!全部ブロックしてやるぜ!」


リコ「黛はサポートに徹するプレイヤーね。インサイドの守り、パスの中継役、平均的な能力のプレイヤーよ。

そして・・黒子君と同じミスディレクションの使い手

マッチアップは黒子君に代わって降旗君、お願いね」

降旗「・・・ え、俺??」

リコ「そうよ、でも形だけでいいわ。実際は伊月とダブルチームで赤司の3ポイントだけは防いで」

降旗「あれ、黛のマークはどうするんスか?」

リコ「これは賭けだけど・・この大差から逆転するにはもうそれしかないわ」

第2クォーターで詰めましょう

「おう!!!」

黒子out降旗in



・・・

試合再開

誠凛ボール、伊月から火神にボールが渡り

火神そのままダンク

マークに行った葉山はファウルを取られバスケットカウント1スローが与えられる

葉山「チッあいつさきより高さ出てないか?次は絶対抑さえてやる」

火神、フリースローもきっちり決める

待望の初得点とフリースローが決まり沸く誠凛ベンチ

洛山高校25- 誠凛高校2

赤司「この点差でまだたてつく気か。愚かだぞ」

赤司から黛にパスが渡る

黛「マークが無い?どういう事だ!舐めやがって」

ジャンプシュートが決まる

洛山高校27- 誠凛高校3

観客「おーあいつも外あるぞ。これは第2クォーターから展開早いな」

伊月から日向にパス、さらに日向から降旗にパス、降旗から木吉にパス

木吉がダンクと見せかけて伊月にボールを落とす

最後は伊月のレイアップが決まる

土田「あれは何度も練習したサインプレーだ いいぞ伊月ー」

赤司「フン。こざかしい」

洛山高校27- 誠凛高校5

赤司から実渕へパス

実渕「ちょっと黛ちゃんなめすぎじゃないのぉ?」

黛にパスが渡りジャンプシュート

洛山高校29- 誠凛高校5

観客「後半に入ってあの金髪目立ってるなー

ここまで温存してたって事か」

リコ「そろそろね」

交代 降旗out 黒子in

赤司「今頃何の用だ黒子、お前はもう魔法が切れた」

黒子「いえ、切れたのはあなた達の方です」

日向、黛のパスをカット

黛「なんだと?」

日向、そのまま3ポイントシュートを決める

黛のパスを伊月がカット

伊月、黒子、火神とボールが渡りまたも葉月の上からダンクを決める

葉月「やろう・・!」

黛のパスはことごとく伊月のイーグルアイに引っかかる

伊月から日向へ。そして日向のスリーが決まる

日向「よしっ!」

観客「なんか知らんけど急に流れ変わってないか?!」

赤司「黛先輩。もう用済みだよ」

赤司「あなたは黒子になれなかった。あれだけ自己を抑えろと言ったのに欲を出した」

赤司「目立ちたい、たまには別の事をやってみたい。そういう気持ちは捨てろと言ったはずだが」

黛「くそっくそっくそっ!」

黛 交代


実渕の3ポイントシュートはエアボール。誠凛ボールとなる。

観客「あのシューター全然入らなくなったな。第1クォーターあれだけ決めてたのにこれで6回連続外した」

日向「へへっ やっとお前のシュートの正体がつかめてきたぜ」

実渕「赤司ちゃん、私フィーリングが合わなくなったみたい。

それに得点王はもう私で決定でしょ?ちょっと休むわ」

赤司「軟弱者め」

実渕交代

伊月「この試合、完全にフロントコートを支配されている

でもそんなたまじゃないよな・・木吉」

伊月から木吉へ絶好のパスが通る

木吉「この試合で終わりでもいい!全力で勝ちに行くんだ!俺達は絶対負けられない!」

根武谷をふっとばし木吉のダンクが決まった

根武谷「木吉てめー!どこにそんなパワー隠してやがった!」

完全に誠凛ペースとなった

根武谷が強引にダンクに行こうとする

根武谷「俺が負けるわけないんだ!チキショーーー」

木吉に肘が当たる

ここでオフェンスチャージングが取られ4ファールとなる

根武谷交代

葉月「見せてやるよ!5本指のドリブル」

黒子がボールをはじき伊月がとる

伊月から木吉にボールが渡りゴール下のシュートが決まる

葉月「俺のドリブルが取られるわけねぇ!」

赤司「熱くなり過ぎだ頭を冷やしてこい」

葉月、交代

赤司「もうお前達には何も期待しない」

赤司「俺はだれも信用しない・・」





赤司「頭が高い」

火神「な・・!」

赤司は火神のダンクをブロック

そのままドリブル

火神は追いつけない

赤司、木吉の木吉の上からダンクを決める

余りの出来事に沸く観客席

観客「赤司1人でバスケやってるぞ!」

観客「こんな試合見た事ねぇ!」

火神「このままじゃ勝てねえ。ゾーンのその先の扉を・・」

黒子「火神君、思いつめないでください。バスケは皆でやる物です

火神「!! そういう事か・・分かったぜ。ゾーンのその先ってのをよぉ」

伊月から黒子のボールが渡る

赤司「諦めろ黒子。お前はもうドリブルもパスもシュートも出来ない」

黒子「僕は影だ。それはあなたが教えてくれた。

僕はあなたに勝てなくてもいい。でもこのチームは負けない」

黒子のパスは赤司のブロックをすり抜け、火神は赤司の上からダンクを叩きこんだ

赤司「なん・・だと?」

ついに火神はゾーンの先の扉を開けた

火神と黒子の究極のコンビプレー。それこそがゾーンの先の正体だったのだ

青峰「ハハッそういう事か!どおりであかないわけだ」

そこから誠凛の猛攻が始まった

茫然自失とする赤司は簡単に抜かれ、とうとう交代を言い渡される

これで洛山はスターティングメンバ―5人が全員ベンチという緊急事態になった。

黒子と火神のコンビネーションを洛山は止められずついに第3クォーターで残り5点差まで追いついた

リコ「やっと流れが来ている。でも火神君はもう限界ね。木吉も」

木吉out土田in

火神out水戸部in

黒子out小金井in

火神「ゼーハーゼーハー くっ やっと逆転のチャンスだったのに・・!」

リコ「今は2年生にまかせて休む事に集中して!火神君。必ずやってくれるはずよ」

途中セーブ



















リコ「もう時間がないわ!」

残り4秒

伊月が木吉に出そうとしたパスが赤司にカットされる

赤司「それは読んでいた。お前たちのチームは手詰まりになるとそこに頼らざるを得ない」

赤司「走れ!」

赤司の精度の高いロングパスが葉山に通る

葉山「うほっ なんて撮りやすいパス・・!」

葉山のレイアップであっさり逆点

 1点差

赤司「いいシュートだ。その調子」

葉山(なんだこのもの凄い違和感。てか赤司から褒められるの初めてだよな?)




誠凛メンバー交代 火神、黒子IN


根武谷「ナイスパーーース!」

木吉を吹っ飛ばしゴールしたシュートを決める。

3点差

降旗「今のファウルじゃ・・!」

リコ「いえ、あれはパスが入った段階で勝負あったわ。逆に木吉のディフェンスチャージングを取られなくてラッキー位よ」

リコ「それにしても・・まるで絡山全員がゾーンに入っているような」




赤司から黛にパス

黛から素早いパスが実渕に通る

すぐさま3pの体勢

「させるかぁぁ!」

実渕、ドリブルでかわし2点ジャンプシュートを決める

実渕「・・ふぅ。いいパスじゃなあい?」

5点差

リコ「普通に負けてるだけ つまり・・凄くいいチームになってしまったって事よ」

リコ「点差以上に絶望的な状況だわ」

リコ「もう小細工が通用するようなチームじゃなくなった。隙が無いわ。普通にじりじりと負けちゃう」


伊月のパスはとんでもない高さで飛んだ赤司にパスカットされる

赤司「よし、次の点が大事だぞ」


伊月(こいつの言う通りだ。ここで7点差以上にしちゃいけない。ここまでポイントガードの差で点差が離れている。俺が何とかしないと)

赤司、3Pの体勢に入る

伊月、ジャンプするがそれはフェイク。赤司がペネトレイトする

赤司に誠凛3人でディフェンス

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