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路上 / 歌詞

見慣れた路地裏を 二つ抜けると
通りに太陽が 沈むのが見えた
なぁ この世界は暗くて惨めだが
こんなに美しいのも 本当だ
お前はガードレールで 新しい瓶を開けた
その時 僕達には今があった

あぁ生まれた意味は
ただ息を呑んだ

何が理想だ 価値だ 意味だと
分かり合う事すら 出来ないのに
勢いよく溢れ出して 路上に溢れ落ちた
その暗い滲みでさえ いずれ消える

あぁ生まれた意味は
ただ息を呑んだ
通りに沈む太陽を見てた

備忘録
親友に子どもが生まれ、それをきっかけにこの曲を書きました。誰に聴かせる訳でもなく、作ったは良いけどどうしようかしらんと何年か考えあぐねていた所、無色透明祭Ⅱというイベントをネットで発見し、投稿するに至ります。生きる意味や命について、(自分なりに)きちんと一度向き合ってみようと思うきっかけになりました、ベイビー。
その人とは別の友達から「外で瓶ビールを飲む時にはガードレールが栓抜き代わりなるよ」という非常に役に立つお話を聴いて、ストーリーみたいなのはそこから膨らませました。

音像に関しては、Joy Division のShadowplayみたいな曲が作りたーい!と当初意気込んでいたのですが、全然違う物が出来上がってしまい、私の心の下請け業者に抗議の電話を入れたのですが、つっかえされて今回の曲となりました。今では結構お気に入りです。

曲はこちらから聴けますよ~ん ↓
路上 / 可不 - ニコニコ動画 (nicovideo.jp)

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