【ポエム】「人生を歩いていく考え方」

またやられた。
またひとつ、自分が完成に近づいたと思ったら、
さらなる深みが何倍にも増して
現実として自分へと近づいてきた。

でも、近頃「それでいい」と思えるようになってきた。
というより、そのような現実に慣れてきた。
前は、現実という壁を知覚するたびに「才能」だとか「可能性」だとか
引き合いに出しても埒が開かないようなことを考えてきたが、
今はもうそれらが無駄だと気づき始めた後であり
そのような現実  =  悪でなく、現実は現実そのものだと。
そこに善悪を決めるのは自分でしかないと改めて気づいた。
となれば、現実を前にあれこれ考える自分は、単に無駄だと思えるようになれた。
現実は自分無関係に元々そこに存在しており、その外側から自分という一個人がそれを見ているだけなのである。

最近「急がば回れ」という言葉を聞いた(生まれて初めてではない)が、
結局、前にある現実を味方にしてどう生きていくかは完全自分次第であり
自分は「急がば回れ」を軸にして堅実に生きていくのが筋だと今はそう思えている。

成果や数字は見ず、その過程にある喜びだけを愉しむ
というスタイルも相変わらず変わりそうにない。

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