ステロイドと過ごした昨夏のおもひで

こんにちは。

東京は先日梅雨入りしましたが、暑さが厳しい日が続いています。それでふと、ストロイド服用しながら過ごした去年の夏を思い出して、書き留めておこうと思いました。

去年の夏はとにかく体力がありませんでした。ステロイド との関係は全く分かりません。当時はたしかプレドニン10ミリくらい。ステロイドそのものの影響というよりも、ステロイド で胃腸が荒れたり、眠りが浅くなったりしたりした(特に不眠は本当につらかった)影響で、体力が落ちていたような気がしていますが。

発症後、入院や療養のために2ケ月仕事を休んで、復職した8月。頭痛もひどかったけど、だるさもなかなか。夕方にはぐったりだし、仕事後の飲み会なんてとても無理。もともと夏バテもする方だったけど、去年は特別でしたね。日中に外を歩いていると、意識が朦朧としてまっすぐ歩けなかったもん。

いろんなサイト見ても、「ステロイド 飲むと体力が落ちます」なんてことは書いてないし、医者もそういう類の副作用があるとはいわなかったから、「気のせいかな?」「自分が弱いからかな?」なんて当時は思っていたけど、そんなこと考える必要なかったな、いや、考えてはいけなかったな、と今になって思います。

だって、そもそも病気の発症の原因だって分かってないし、ステロイド だって対症療法でしかないし、副作用のでかたなんて人それぞれ。福岡伸一さんの「動的平衡」を読んで思ったけど、体内と体外の物質は常に相互作用的に影響しあっているんだから、ステロイド できれいに炎症だけなくなって終わり!なんてことはない。病気の発症や薬の服用などの変化によって、ちょっとずつ歯車がずれていって、思わぬ体調不良が出るのはむしろ自然なことだと思うようになりました。てか、そう考えないと自分をどんどん追い詰めて、辛くなっちゃうから。あ、これは持論ですよ。

こうやっていろいろ思い返してみると、ステロイド って、人によっては、全然副作用が出なかったり、顔が丸くなるだけだったり、そういうのも地味にプレッシャーでした。なんなら「テンション高くなる」っていう人もいるみたいだし、あと体重増加もよくありますよね。私の場合、全く逆で、胃腸の調子が悪くてものが食べられなくなりました。胃薬が手放せなかったし(最初はラブベラゾール飲んでたけど、調子悪くてタケキャブに変更。本当はよくないんだろうけど併せて市販のビオフェルミンの胃薬も飲んでました)、お腹くだすこともしょっちゅうで、お刺身とか生物は2.5ミリになるまで控えてました。これも、なんかおかしいのかな?精神的な影響かな?とやけに考えすぎてた体調の変化のひとつでした。

あと、身近に「昔ステロイドを飲んでたけど、全然辛くなくて普通に生活できていた人」がいたのも、考えすぎ症候群に陥った要因のひとつ(笑)。自分がおかしいの?繊細すぎるの?病人ぶってるって思われてる?って。そんなん考えても誰にとっても本当にいいことないからやめろって話ですが。

てな感じで、心も体も弱り切っていた去年の夏でした。今夏はおかげさまで、元気だけど、やっぱり夏バテは例年通りやってきています。。ので、無理せず、どんと構えて、ぼちぼちやっていこうと思います。





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