ネタバレ

当noteのポリシーとして、ネタバレには配慮しないことにしている。

最近はTwitterに発表一ヶ月以内程度の作品に関して鑑賞者に驚きをもたらすためのプロットの捻りなどについては直接的に書かないようにする社会性を手に入れた。Twitterの閲覧にはアンコトローラブルなところもあり、それなりに仲良くしている人を不快にさせる可能性があることは個人の価値観としてはまあ避けてもいいかなと思ったからである。

一方で発信媒体側のネタバレ禁止声明には強い違和感を覚える。本来鑑賞方法は自由であるべきだし、自身の権威性を使ってファンダムを焚き付けて自由な環境のあり方を阻害しようという態度が気に食わない。金を払っているなら何をしてもいいわけではないというのが一般的な道徳原則だが、作品を語るうえでは核心的な部分に触れることは重要だし、そこへの干渉は自由に対する著しい挑戦に思える。

自由を強く信奉していた時期は、ネタバレ禁止の文字を見るたびにあえてネタバレを見に行ったりもしていた。ネタバレを見るとたしかに作者の意図はワークしにくくなるが、一回の鑑賞で得られる情報量は多くなるなという気がする。ネタバレ踏みは必ずしもデメリットではないだろう。

他にも原作読んでからメディアミックスを見るみたいな話はよくあるわけで、なんか過度に新鮮さを求める風潮はどうなんだと思ってしまう

というかオタクなら同じ作品は10回見ろ