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バドミントンとの出逢い

大学教員やスポーツ現場で指導をしております、藁科侑希(わらしなゆうき)です。

記事を読んでくださった方から、このテーマに興味があるというとても嬉しいリクエストをいただきましたので、書かせていただきます。

ありがとうございます。

簡潔に言うと理由は、両親がバドミントンをやっていて魅了されたから、です。


いつからバドミントンを始めたか?

私が本格的にバドミントンを始めたのは、高校1年生からです。

それまでは、幼稚園で水泳(3年)、小学校でサッカー(3年)、中学校で陸上競技(3年)をやっていました。


小学生の時、地元のバドミントン少年団に入ろうと両親に勧められました。

実際に連れて行ってもらったようなのですが、「知らない人がいっぱいいる」と母のかげに隠れて入団しなかったと両親から聞いています。

私は覚えていません!


それから、両親がどこかのレジャー施設でバドミントンをしていたところを、食い入るように見つめていたような記憶がなぜかぼんやりとあります。

おそらく、両親は遊びでやっていたのだとは思いますが、あまりにスピード感のあるやりとりと、2人の楽しそうな空間に入りたいなと思い心に残っていたのかもしれません。

両親のことを振り返ると、

父は高校はじめのバドミントンで、インターハイ出場、地元の実業団へ。
母はその父と同じ高校でバドミントンに打ち込んでいた。

とのことです。


そして、私の高校の時の指導者の方は、両親の高校のバドミントン指導を担当された先生でした。

親子2代に渡ってご指導いただき、本当にありがたかったですし、そのコーチング姿勢をとても尊敬しております。


小学校の時の夢は父のようなバドミントンの実業団選手

小学校の時の引っ込み思案から、バドミントンを始められませんでしたが、両親がバドミントンをやっていたこともあり、バドミントン競技者への憧れはずっと持ち続けていたようです。

これも自分ではあまり覚えていないのですが、小学校の卒業式、多くの聴衆がいる中でのスピーチで、このようなことを宣誓していたそうです。

『中学校で陸上競技に専念し体力をつけ、高校でバドミントンに打ち込み、将来はお父さんのようなバドミントンの実業団選手になることが夢です!』

この時の夢を叶える道とは、歩む道は違いましたが、いまバドミントンに携わる仕事ができていることを幸せに感じています。


さて、そもそもバドミントンでは小学校から練習を積んでいる人が多いので、私のスタートはとても遅いものだったかと思います。

試合をしても、いつも負け続けていた記憶があります。

そんな中で、自分としてもなりふり構わず強くなりたいという思いがあり、高校の近くに住んでいらっしゃった、両親の高校時代のバドミントンコーチの方にお願いして、毎日指導に来ていただいていました。

そんな中、たまに父が相手をしてくれるスパーリングがなにより楽しかったことも覚えています。

陸上競技をやっていたことが功を奏し、走り込みも陸上をやっていた頃よりやっていた記憶があります。

また、差をどうにかして埋めたい、試合をより多く経験しなければという思いから、母に頼んで周辺の社会人チームへ(車で1-2時間圏内)、部活終わりに毎日連れて行ってもらったことを覚えています。

いずれも、とてもわがままだったなと思いつつ、父・母・コーチへの感謝の念に堪えません。


筑波大学で触れたバドミントンを科学的にみる面白さと奥深さ

筑波大学バドミントン部では、主観的に好きなバドミントンが、客観的にも好きになったという印象です。


バドミントンをこの様な切り口で見ると面白いんだ
トレーニング一つをとってもバドミントンのどの動きに関連させるかで全く意識もやり方も違うのか
言葉の獲得がバドミントンのコーチングでは求められているんだ

と、多くのことに衝撃を受け、学ばせていただきました。


競技成績では全く結果は残せませんでしたが、この時に学んだことや実践したことが今に活きていると感じます。

また、インターフローという国際交流で、今でも連絡を取り合う香港のバドミントンの友人ができました。

その繋がりで、台湾のオープン大会での参加・交流をさせていただく機会を得ることができたことも今の糧となっています。


この頃を振り返れば、同級生の部員に生理学の講義やバドミントンの指導理論について、インプットしたことをアウトプットする様に、勉強会を開いていた記憶もあります。

思えば、自分が教員を目指す原点だったのかも知れません。


これからも一生バドミントンをしていきます

これからもずっとバドミントンには携わっていくつもりです。

何よりバドミントンが好きですし、バドミントンが好きな人は全員好きだなと思っている自分がいます。

もちろんスポーツ全般好きですが、バドミントンには特別な想いを待っています。


競技としては、65歳で全日本シニアの大会でのメダル獲得を目指したいと思っています。

それまで、自身のコンディショニングとセルフコーチングをして、バドミントンを続けていきます。

最後に、過去に特集していただいた記事を添えて。


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●藁科 侑希(わらしな ゆうき)
 大学教員として、教育・研究現場で活動中。また、スポーツ現場でもトレーナーやコーチとして活動。選手や学びたい人にとって、最良のアドバイザーであることをモットーに、肩書きにとらわれない現場目線のサポートを模索中。

【保有資格】
博士(スポーツ医学 筑波大学)
日本スポーツ協会公認バドミントンコーチ3
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツコーチ
日本障がい者スポーツ協会公認中級障がい者スポーツ指導員
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツトレーナー
NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
NSCA認定パーソナルトレーナー
高等学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
中学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
赤十字救急法救急員

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