今のウクライナ情勢と過去の歴史

ウクライナ情勢が緊迫していることをニュースで伝えていますが、果たしてどうなるのか心配して見ています。ロシアが本格侵攻すれば2日でキエフ(ウクライナ語でキーウ)が陥落するという記事を読んで、そんなことは起きてほしくないけれどもロシアのことなので何をするかは分からないなと思っています。歴史的に見ればキエフはロシアにとっては最初にできた国家の首都であり、日本人にとって奈良のような位置づけですし、ウクライナ東部は今のロシアの地域から農民がコサックとなって移住した地域で日本で言えば北海道のような感じでしょうから、ウクライナ全体がNATOの勢力圏に入ってロシアと離れるのは感情的に許せるものではないように思います。でも中世にはリトアニア大公国という、今のリトアニア・ベラルーシ・ウクライナがひとつになった国があって、ここはポーランドと合同した歴史もありますから、ウクライナがずっとロシアと同じ歴史を歩んでいたわけでもありません。大陸の国家は国境線が時代によって移り変わりますから本当に複雑ですね。とにかく市民が犠牲になるようなことにならないように祈るのみです。

(2022年2月8日、アメーバブログに投稿した記事)

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