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分厚い資料がほしくてアルファ式デザイン分析を受けた話

どうも、狂った犬です。
服装をどうにかしたくて、パーソナルカラー(以下PC)診断と骨格診断、顔タイプ診断を受けました。
その結果、「シンプルだけど高級感のある、ある程度きちんとしたきれいめな格好」という方向性が示されたのですが…そういう服を着るとなんかパッとしない!!不思議と外見に気を遣ってない感が出る!!!なんなら年々似合わなくなってきた!!!!!
これが2022年までのあらすじです。

社会性のなさが外見ににじみ出ているのでは?と思ったりもしたのですが、2023年に改めて骨格診断(12分類)を受けて、「さてはカジュアルのほうが得意では…?」という気付きに至りました。
その後、パリ流ファッションスタイル診断やパーソナルデザイン(以下PD)診断といった"全体の印象を見る"タイプのイメコンも受けて、どうやら「ゆったり」「やわらか」「揺れ感」が必須みたいだぞ、ということがわかってきました。きちんとした服、苦手。
また、イメコンを受けるかたわらでいろんな服を買ったりして実際に試行錯誤もしてみたのですが、「ほっこり」「ナチュラルなざらっとした素材」「甘さや子供っぽさのないメルヘン」あたりの要素も得意な手応えがありました。

しかし、イメコン的になぜ「ゆったり」「ほっこり」「メルヘン」が得意なのかわかりません。
私は「PC:ウィンター」「骨格(12分類):リッチナチュラル」「顔タイプ:ソフトエレガント」なので、リッチでスタイリッシュな格好が似合う…はずなんですが(理論上顔は化粧でどうにでもなる)…。まったく似合わん。
「ゆったり」は骨格的に説明がつきそうな気もするのですが、「ほっこり」はどこから湧いてきたのでしょうか。「メルヘン」に至ってはもはやなんなんだ…? なんで小鳥さんとかクマさんとかUFOに誘拐される牛さんとかいけるの?

そもそもゆったりほっこりメルヘンが本当に似合っているのか不安になってきたので、以前から気になっていたhonoka先生のアルファ式デザイン分析を受けることにしました。


アルファ式デザイン診断とは

顔立ち重視で似合うデザインを分析する診断で、カウンセリングやドレープ分析の結果に加えてフェイスマッチもたくさんする…とお聞きしました。
honoka先生のnoteにくわしい説明があるので、そちらを読んでいただければ!

デザインのタイプが
なんと36タイプあります。

36タイプあっても
ピッタリ1つのタイプに当てはまる方ばかりではないので
本当に100人100通り。
ピッタリ最高の似合うを見つける。
それがアルファ式デザイン分析です。

ここが違う!他社のタイプ分け診断とhonokaのデザイン分析の違い。

資料が充実している、ということが受診の決め手でした。
分類はあくまでもざっくりとした指標にしかすぎなくて、個々人に合わせたアドバイスを細かく聞いておかないと、実際の服装に落とし込むのはなかなか難しいよな~とイメコンなるものをいろいろと受けるたびに実感していたので、ボリュームのある資料は喉から手が出るくらいほしかったです。
分析する日と結果発表の日が分かれている、というのも魅力的でした。パーソナライズされた資料を見ながら発表を聞いたほうが、理解度も上がりそうだな~と思いました。

ちなみに、カラー診断もやっているサロンの場合、セットで受けたほうがデザイン診断の精度も上がるはず!と考えて、カラー診断もお願いしました。ネタバレ(?)をすると私は似合うデザインとPCが一致しないタイプだったので、カラー診断も受けてよかったです。

受診者情報

・30代、在宅自営業、身長162cm
・PC(16分類):1st クールウィンター / 2nd クールサマー
・PC(21分類):ザ・ウィンター
・骨格(3分類):ナチュラル(ストレート寄り)
・骨格(12分類):リッチナチュラル
・顔タイプ:ソフトエレガント(フレッシュ寄り)
・PD(本家):ロマンス×ファッショナブル / PC冬
・パリ流:メイン→ナチュラル / サブ→クリエイティブ&エレガント

それぞれの結果には納得しています。
この中ではパリ流が一番しっくりきています。骨格との相性もいいですし。ただ、PCとのすり合わせをしたわけではないので、「アースカラーを使わないナチュラル系の配色」を自力で考えるのが難しかったです。
おおむねいい感じなんだけどあと一歩足りないんだよな、理論上は似合うはずなんだけど実際に着るとイマイチなんだよな…という要素を洗い出したくて、アルファ式を受けた側面もあります。

診断の流れ

  1. 【事前準備 / LINE】すっぴん顔写真やコーデ写真を送信

  2. 【1日目 / 対面】パーソナルカラー診断&デザイン分析

  3. 【2日目 / 対面】結果発表&説明

  4. 【アフターフォロー / LINE】資料到着後1ヶ月間無料で質問相談

受けるメニューによって流れや方法は多少変わると思います。
私はカラーとデザインの診断をセットで、かつ対面で受けたのでこのような流れでした。
メニューによるのかもしれませんが、事前に送ったコーデ写真は資料の中で添削されたりするのでちょっと恥ずかしいぞ! でも恥ずかしがって出し惜しみするのはもったいないので、バンバン送りましょう。

コンサルティング:1日目

私が受診したのは2023年9月(とても暑い)だったので、アスファルトの上で干からびそうになりながらサロンにたどり着きました。honoka先生がにこやかに出迎えてくださり、安心した記憶があります。

まずはアルファ式デザイン分析の説明を受けたり、過去のイメコン診断結果について話したりしました。
ここで予想も訊かれ、「ソフトカジュアルかナチュラル」と答えた気がします。ソフトカジュアルだとガーリーすぎ、ナチュラルだとシンプルすぎる感があるので、このどちらかに他のタイプ(エレガント系…?)がくっつくんじゃないかな~くらいのノリでした。

パーソナルカラー診断

honoka先生オリジナルのパーソナルカラー診断なので、詳細についてはこちらのnoteも参照していただければ…。
4シーズン関係なく似合うドレープをピックアップして、その傾向から結果を決める手法のようです。

ドレーピング

・グレーが得意。ただしグレーに青みや緑みはいらない。
・優しい、ほっこり、おとなしい雰囲気だから、ビビットな色だと負けてしまう。
・ウィンターのわりにくすみがいける、ただしグレイッシュトーンまでいくとドレープの存在感が消える。
・ある程度の暗さもあったほうが、落ち着いた印象になる。ただし暗すぎるのは苦手。
・サマーの梅雨っぽい色(暗めのサマー/アジサイの色)もいける。
・赤みはあまりいらない、日陰にいるみたいな涼しい色が似合う。
・黄みが少しでも入ると似合わなくなる。
・スプリングが一番遠いかも。カラフルでにぎやかな色合いが苦手なので。
・グレーに近い暗いカーキはいけるからサブでオータムを入れられるか確認したものの、わざわざオータムの色を選ぶ理由がない。暗い茶色よりも黒のほうが似合う。
・グレージュのドレープはざらっとした風合いのナチュラルな生地で、質感のおかげで似合っている感も。
・つるっとしたポリ製のドレープは衣装っぽい印象。綿っぽい生地のほうが得意。

くすみカラーが世界で一番おしゃれだと思い込んでいるので、「くすみいけるの!?やったー!!!!!」となりました。
ウィンターだけど原色は強すぎる、強ブルベのわりに鮮やかな青がしっくりこないな…という感覚は前々からあったのですが、やっぱり顔立ちの雰囲気に合っていなかったようです。というかPC診断の時点で「ほっこり」という言葉が出てくるとは…。
赤みの強い色は暑苦しい印象になりがちな自覚もあったので、第三者から見ても涼しい色のほうが似合うんだ!とびっくりしました。自己認識と合っているとうれしい。

メイクの色の確認
サロンにたくさんポイントメイク製品が置いてあり、似合いそうな色をいくつか実際に着けました。

・サマー向けのくすみのあるリップがいける。
・ブラウンのアイシャドウは黄みがなければいける。赤みブラウン(マジョマジョのテディ)はめちゃくちゃ似合う!
・青みが強いとフォーマルな印象になってしまうため、顔立ちの雰囲気に合わなくなってしまう。なのでベージュチークがおすすめ。

ウィンター向けのはっきりとした発色だと顔面がうるさくなるので、サマー向けのコスメばかり使っていたのですが、青みもそんなに要らないんだ…と衝撃を受けました。そしてくすみカラーは世界で一番おしゃれだという狂気を抱えているので、診断の帰り道、その足でコスメを買いました。

まとめ
honoka先生から「黒と白がいけたら基本的にウィンターにするけれど、ある程度くすみがあったほうが調和するし、どうにかしてサマーにしたい気持ちもある」と聞いて、「この私がウィンター以外に…!?」と浮き足立ちました。4分類や16分類だけではなく、より細かい21分類でも「2nd無しのウィンターど真ん中」だったので…。

そもそもウィンターは「規則正しさ」「フォーマルさ」が得意な傾向にあるので、デザインタイプ的にウィンターだと扱いづらいかも…みたいな話もこの時点で出ていました。
コーデの配色が難しい理由は、PCと似合うテイストがかけ離れてるからなのかな~と思ったりしました。

デザイン分析

柄ドレープを当てて似合うデザインの絞り込みをしていきました。
技術秘密的な部分かな~と思うので、どんなドレープが出てきたのか詳細は語らないでおきます。

ドレーピング
・柄の配置も大小もランダムなのが得意。
・ボタニカル柄が得意。
・エスニック系、ギンガムチェックもいける。
・配色にある程度の濃さや暗さがあって、落ち着き感があると◎。
・大きい柄のほうが似合う。

・規則正しい柄は「硬すぎる」で外されがち。
・一方で柔らかさを求めると「軽すぎる」「弱すぎる」が発生しがち。
・チェック柄はだいたい「硬すぎる」「きちんとしすぎ」。
・無難に似合うと思っていたストライプ柄は「シンプルすぎる」。
・ボーダー柄は「これじゃない」。
・ポップな柄は「ノリが軽すぎる!」。
・かっこいい系の柄は「とんでもない!」。
・フォーマルは「背伸びしてる感がある」。
・カラフルだとうるさい。
・子供っぽいのは苦手だけど、大人っぽすぎる柄もなんか違う。

なんかしっくりこないな~と前から感じていた柄が、自覚していた以上に似合わないことがわかって楽しかったです。あと意外とチェック柄が「これじゃなくてもいいな…」感にあふれていました。
「べつに変ではないけれどベストでもない柄」がわかったのは大きい。

質問と顔写真撮影
honoka先生からいくつか質問を受けてから、リップを塗った状態でフェイスマッチ用の写真を改めて撮影しました。
その際、「かなりタレ目」「黒目が瞼で隠れていて、とろんとした優しい印象」というコメントがあって、ほわ~~~~~となりました。目が特別小さいわけではないのに目力が皆無なのはなんでだろうな…とずっと思ってたんですが、honoka先生のおかげで長年の謎が解けました。

コンサルティング:2日目

2週間後、パーソナルカラー&デザイン診断の結果を聞くため、再びサロンに行きました。ちなみに2日目はZoomでも可能。
タブレットで資料PDFをめくりながら、結果について解説いただきました!
ちなみに資料はスマホで閲覧するのにちょうどいいサイズで、パーソナルカラーとデザイン、合わせて37ページありました。

パーソナルカラー

1st:ウィンター / 2nd:サマー
ドブルベ!! 実家のような安心感!!!!!
「外見要素が完全にウィンター」。なので今回もウィンターです。さよならサマー。地毛が真っ黒なんですよね。
でも黒と同じくらいグレーもよかったので、暗めのサマーの色もおすすめとのこと。

ビビッドカラーに顔が負ける代わりに、ウィンターのわりにくすみにも耐えられる。シルバーもギラギラじゃなくてツヤひかえめ。
PCCSトーン表ではディープ~ダルトーンあたりが◎。ストロングもいける。

デザインタイプの都合で、ウィンターだけどコントラスト不要。ハイコントラストだと印象がフォーマルに寄ってしまうため。
「白と黒の組み合わせ、PC的には得意になはずなのになんかイマイチだな…」と感じていた理由がわかりました。

また、デザインの解説で「黒やダークグレー、くすんだ緑や紫などを使って深めの雰囲気を出すのがおすすめ」とありました。


せっかくなので好きな顔を描いた

メイクについてもアドバイスがありました。
青み寄りで穏やかな落ち着いた色が◎。
ナチュラルメイク推奨。上図のポイントメイクの色合いは絵柄に合わせて薄くしたのではなくて、本当にこれくらい薄いです…いやごめんさすがにリップはもうちょっと色あるわ。

デザインタイプ

カジュアル(ソフト寄り)片足エレガント(7:3)
パーツスケール:ドラマティック(5段階中2番目に大きい)

たしか各タイプのフェイスマッチからしたような気が…する…?
大人っぽさがあって落ち着いた雰囲気だから、きちんとしたタイプ、子供っぽいタイプは似合わない。
シャープなタイプも似合わなかったです。「肩を出しているとがんばってる感が出ますね」「高いヒールもがんばってる感出ちゃう」みたいなコメントもあったので、がんばってる感から程遠いんだろうな~…という印象でした。

一方で「ソフト」と名前についているタイプは得意な傾向。
フェイスマッチ用の画像の中ではナチュラルが一番似合っていたかも。落ち着いた雰囲気のゆったりカジュアルなので。ソフトカジュアルのコーデは私にはガーリーすぎた。でも、「露出いらなくて重ね着が得意なのでソフトカジュアルですね」とフェイスマッチ中に補足がありました。

面倒くさがってコーデ例を1つしか描かなかった図

リラックス感マシマシのゆるゆる着崩しが得意なのでカジュアルタイプになり、落ち着いた印象にするためにエレガントがつきました。どちらも布の落ち感が特徴で、カジュアルはランダム、エレガントは流線型。重めでゆったり。
「甘さもかっこよさいらない」と聞いて、あ~~~~~~~となりました。ちょっとかっこいい寄りのアイテムが好きで、手を出すたびに「なんか違うな…」となっていたのですが、あきらめる踏ん切りがつきました。

「薄暗い室内で黒ネコ飼っていそうな感じ」「ゆっくりゆったり動きそう」「占い師みたいな感じ」…。同じカジュアルというくくりでも、アクティブな服装は似合わない。
似合う場所は図書館や隠れ家カフェ。暗くて落ち着いた場所。
「ソフトカジュアルは森感出やすいけど、屋外にいそうな印象はないですね」「昼よりも夜」「PCの影響かもしれません」という話も出てきました。少し暗めのブルベ配色、たしかに森のぬくもりは感じない。

デザインタイプ自体はそんなに迷わなかったそうです。でも、なんと参考芸能人が存在しないので、意外と世の中には少ないパターンなのかもしれません。穏やかで大人しい属性だから目立たないけど、個性は強いのかな。
もしかしたら、デザインよりもPCの影響が大きいのかも。ウィンターのカジュアルタイプは珍しいらしいので…。

カジュアルなブルベ配色の作り方(たぶん)

ゆったり重めの雰囲気を出すために、少し暗めの色で配色を組むと◎。
バキバキの原色に顔立ちが負けるとはいえPCウィンターではあるので、明るめの色だと発色が足りないんですよね…。
カジュアルはハイコントラストが苦手なので、明度差を抑えるために白は使わない。

パーツスケールの「ドラマティック」は、サイズ感MAXの「スーパードラマティック」にするか悩んだそうです。
なんで大きいほうがいいのかな…訊きそびれたな…と思ったのですが、「重さを出すと雰囲気が出ます」と資料にばっちり記載がありました。資料すごい。

アフターフォロー

honoka先生のアルファ式デザイン診断はLINEでの1ヶ月間のアフターフォローがあるのですが、私はたくさん質問させていただきました。
以下は未来の自分が読み返すために記載していますが、資料の合間を縫うようなより繊細な要素が多く入ってくるため、たとえ同じPCやデザインタイプでも当てはまらない内容がほとんどだと思います。

購入検討中のロングスカートについて
横線が並んでいる柄はリラックス感があまり出ない。
・多色使いのボタニカル柄は春~夏向け。

見た目の雰囲気に合う香水の系統
・オリエンタル、ウッディ、深めのフローラル系など、こってり感のある香り。
・不思議な雰囲気が合うので、個性的な香りでもいける。

ジャンパースカートはいけるか
・丈長めでゆったりシルエットならOK。

花柄のカーディガンはいけるか
・羽織やトップスに柄物は強すぎるかも?
・ボトムスに柄物なら穏やかな雰囲気を出せそう。

春服で季節感を出す方法
・素材を透け感のあるものにする。
・すっきりした印象にしないために、ぼんやりした色を使う。グレージュとか。
・トップスを暗めの色、ボトムスをチュールスカートにすると、軽めな印象を出せそう。

ハロウィンの仮装でおすすめモチーフ
・魔女!!
・シスター等、手が見えないタイプの衣装(萌え袖?)もおすすめ。
・ハリー・ポッターのローブ。

「ここで写真を撮れば映える!」という旅行先
・国外であれば古いお城。バンコクやベトナムの夜の市場。
・民族衣装も似合いそう。
・国内であればお寺系。
・大人しく落ち着いた雰囲気なので、歴史のある建物が映えると思う!

片足要素のエレガントについて(コーデ添削中の話題)
・黒いチュールはかなりドレッシーな雰囲気。
・ベロアは深み得意な人向けエレガント要素。
・片足要素を「エレガント」にするか「ドレッシーエレガント」にするか迷ったので、少しドレス要素があってもいい。

コーデ添削(合計7枚)
・デニムブルゾンのアクティブ感を、黒いロングスカートで大人しい雰囲気にするのは◎。派手なものを増やさないことも大事。
・上半身にコントラストの強い柄物があると少し派手。
・袖をロールアップするとアクティブ感が出てしまう。
・(そんなに気にならないけれど)ブルゾンのジッパーよりカーディガンのボタンのほうが得意。
・鞄がスタンダードな形状だったり、ピアスやチュールスカートなどのドレス感が皆無だと、地味な印象になるのかも?
・マフラーやストールはきっちり結ぶよりもゆるゆる巻くほうが得意!!

診断を終えて

honoka先生に送った中で一番気に入っているコーデを貼って、診断+アフターフォローの成果を示したような気になろうと思います。実写はなんか恥ずかしいので絵にしました。

こちらオフ会でフォロワーさんからいただいたストールなんですが、色合いも生地感もばっちりでとても使い勝手がいい! しかもポンポンがたくさん付いていてかわいい!! つまりこれはストール自慢のための絵です。

アフターフォローが終わったときには11月になっていました。デザインタイプ的に厚着が得意なので、自力で服選びのしやすい季節です。
これ幸いとあれこれ試してみたのですが、「ゆったり」と「落ち着いた配色」と「生地の落ち感」さえ押さえていれば、わりとどうにかなることが実感できました。さらにダメ押しするなら「大ぶりのアクセサリー」。これらが私にとっての"大人っぽさ"みたいです。

また、「重いほうがいいとはいえ、耐えられる重さには限度がある」ということもわかってきました。黒の多い配色や長すぎる丈は、ちょっと老けた感じになります。
顔立ちで似合うデザインを絞り込んでいるので、実際にアイテムを身に着けて、骨格や体格に合うよう調整する必要があるのかもしれません。

さらに、「気を抜くとエレガントに寄りぎてしまう」という手癖にも気付きつつあります。
これについては、自分で思っている以上にエレガント要素が好きなのが原因のようです。きらきらした宝石大好き、ついついチュールやベロアに手が伸びてしまう。
もしかすると、黒や深い青みの色を使うことによって、ある程度のエレガント感が勝手に加算されているのかもしれないです。

逆に、素朴な質感のアイテムを身に着けても、あんまりほっこり感は出ません。
ざらっとしたコットンリネン、もこもこのニット、よれっとしたデニム…ぜんぶ「癖のない扱いやすい服」になります。穏やかさ、リラックス感、落ち着きと調和しつつ、上品要素ともケンカしないみたいです。
ほっこり耐性が高いことに加えて、ブルベ配色によってほっこり感が減衰している可能性もあります。

honoka先生の診断では、デザインタイプによってざっくりとわかりやすく方向性を示した上で、分類では拾いきれない要素まで細かくていねいに解説してもらえるので、自力でコーデを組む際にもとても助けになります。
とはいえ、資料に掲載されている情報が「似合う」のすべてとはかぎらないので、診断結果や資料を手がかりに試行錯誤すると、より精度の高い「似合う」にたどり着けるんじゃないかな…という感覚もあります。
実際、アフターフォローでコーデ写真の添削をお願いすることで、「これもいけるんだ」がわかったりしましたし。
どんな診断でも同じことが言えそうですが、情報量の多い資料もあると本当に便利です。地図があるから迷子にならない。
資料目当てで診断を受けてよかったです。

まとめ

なぜ「ゆったり」「ほっこり」「メルヘン」が得意なのか。
答えは簡単、『顔』。PCド冬を屈服させてゆったりほっこりを要求してくる顔面、とんでもないな。
診断後にアルファ式創始者の先生のブログも眺めたりしたのですが、私の場合、顔タイプの理論ではカバーできない要素が強かったみたいです。大人顔なのに、ボアやケーブルニットといった子供要素が得意だったりするので…。まあ子供顔の要素もそれなりにあるからなのかもしれませんが!

顔立ちについて「アンニュイな雰囲気がある」というコメントもあり、意味合いの補足もいただいたのですが、きれいさっぱり忘れてしまいました…。たしか「ミステリアス」「神秘的」みたいな感じだったかな。私はこれを胡乱と呼んでいます。
「甘さや子供っぽさのないメルヘン」がいけるのは、アンニュイさが理由かもな…と思ったりもしました。メルヘンって民族要素でもあるんですよね。UFOに誘拐される牛って民族要素か?
このへんが「不思議な雰囲気」「占い師っぽさ」にも繋がっていそうです。

過去のパリ流2回の結果とおおむね一致していたので、リラックス感のあるカジュアルが一番似合うということについて、さすがに疑いが消えました。
PCや骨格由来のリッチでスタイリッシュな感じ? 知らんな…。

アルファ式でもパリ流でも、「不思議な雰囲気」に言及があっておもしろかったです。私は「人間の言葉をしゃべる狂犬」という設定でインターネットをしているので、そりゃまあ不思議だよな~と思いました。
これからも内外ともに胡乱に生きていくぞ!!!!!


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