見出し画像

ファンランを支えてくれた歴代ランニングシューズ達2

(2023年2月2日公開ブログ記事から転記)
こんにちは!わらランです。
ブログを始めて間もない頃にお世話になったランニングシューズ達をご紹介しましたが、あれから2年弱、一般市民ランナーの使うランニングシューズの流行りもだいぶ変わってきたように思います。
発売当時衝撃的だった厚底カーボンシューズはすっかり市民権を得てどこのスポーツ用品メーカーからも上級者モデルとして発売されています。
今では日常的に練習で使われてるランナーさんも頻繁に見かけるようになりました。
事実、カーボンプレート入りシューズのおかげで世界記録はどんどん更新され続けていますが、同時に市民ランナーの怪我や故障の原因にもつながっていると言う話も聞きます。
私もシューズの力で速くなれるものなら!と一時は物欲が高まりましたが脚力不足による怪我が心配でなかなか手が出せずにいました。
イヤ…正直に言うとほぼ毎日使う消耗品のシューズにしては高価過ぎるので購入に踏み切れなかったというのが本当のところです。笑
さて、今回はこの2年間に私がお世話になったランニングシューズ達をご紹介したいと思います。
どうぞ最後までお付き合いください。


アディダス ウルトラブースト20

ランニングのトレーニングメソッドを紹介する雑誌の中でトレーナーさん(中野ジェームズ修一さんだったかな…?)が履かれていたのを見て一目惚れして購入しました。
非常に多くのカラーバリエーションがあるシューズで希望のカラーを探すのにかなり時間を費やした記憶があります(笑)
履いて走ってみた最初の感想は「Boostフォームちょっと重いかも…」でしたが、その分クッション性が良くて長距離走っても膝や足首への負担が少なく練習用シューズとしてとても良いシューズでした。
購入から2年近く履き倒して既にソールの一部剥がれてきてしまったので引退間近です。
この2年間で二番目に履いたランシューです。
長い間足を守ってくれてありがとう。

ナイキ エアズームペガサス37

ランニングを始めた当初にナイキのシューズを履いて足に合わなかった経験から避けていたのですが、エリートランナーだけでなく多くの市民ランナーから圧倒的に支持されているのを見てもう1度試してみたくなりました。
ただ…流行りのカーボンプレート入り厚底シューズは私には不相応なのでカーボン無しのシューズで先代モデルからのアップデートで評価の高かったペガサス37を購入しました。
実際に履いて走ってみると、噂に違わず本当に素晴らしいランニングシューズでした。
しっかりとした反発力があるのに着地の衝撃をしっかり抑えてくれるソールのクッション性は勿論の事、アッパー素材の柔軟性が足全体をストレスなく包み込んでくれてる感じがして普段の練習だけではなくレースでも十分使えるシューズでした。
足が疲れていたりチョット調子が悪いと感じたらこのシューズを使う事が多くなり練習で一番使ったシューズになりました。
こちらもソールがだいぶ擦り減ってきてるのでアディダス同様に引退間際のランシューです。

サロモン ウルトラプロ

ランニングを始めてから長い間、走る場所は近所の川沿いランニングコース一択でしたが、コロナ禍で私の生活環境が大きく変わり速く走る事へのモチベーションが下がってきてしまい、気分転換にとそれまであまり走る事の無かった森や林の中、週末には近隣の低山を走る機会が少しづつ増えてきました。
また、周囲で本格的にトレランをする知り合いが増えてきた事もありトレランにもチャレンジしたいと思っていた時に出会ったのがサロモン ウルトラプロでした。
トレランに関する知識はほぼゼロ、事前リサーチもせずアウトレットモールで格安販売されていたのを勢いで買ったトレランシューズでしたが、私には合っていたようでとても走りやすいかったです。
不整地を走る時はこのシューズばかり履いていたのですっかり着地部分のソールが減ってしまいこれまた引退間際のトレランシューズです。
そう言えば初のトレラン大会でそこそこの成績が残せたのもこのシューズのおかげでした♪

ニューバランス フレッシュフォームヒエロM

サロモン ウルトラプロの履き心地に全く不満はありませんでしたが、単純に他のトレランシューズも試してみたいと思い次に買ったのがこのシューズです。
選んだ理由はただ一つ、靴紐を結ぶのが苦手だから。笑
不器用な私は靴紐を結ぶのが下手で、普通に蝶々結びをしただけでは必ずと言っていいほど解けてしまいます。
なので靴紐は蝶々結びしてから更に固結びする事で解けるのを何とか防いでいます。
しかしこの結び方では冬に走り終えて帰ってきた時に指が悴み、なかなか紐が解けなくなるという問題が発生します。
この問題を解決すべくBOAシステム採用の当シューズを選びました。
インターネットで試着せずに買ったのでサイズが少し大きめだったのは誤算でしたがフレッシュフォームのクッション性が良く履き心地は申し分ありませんでした。
また、他のシューズより多少重いので大会で使った事はありませんが、防水性能が優れている事もあり水溜まりや泥沼のコースを走る際は好んで履いています。

ナイキ エアズーム テラカイガー 7

トレランをする機会が増えてくるとメディア等で高評価のトレランシューズが気になり始めてきました。
既に持っているシューズに不満があったという事ではありませんが、評価の高いシューズだと楽して速く走れるような気がして思わず手を出してしまったのがナイキ エアズーム テラカイガー 7です。
実際に履いて走ってみると、足捌きの良さと程良いクッション性のバランスが絶妙で私にとってはとても走りやすいシューズでした♪
シューズの力だけで速く走れる様になるとは思っていませんが、記事執筆時に所有してるトレランシューズの中では一番走りやすく実際に直近参加したトレラン大会にもこのシューズで走りました。

ホカオネオネ クリフトンエッジ

ホカオネオネのランニングシューズに憧れ続けて2年…ようやく購入に踏み切ったのがクリフトンエッジです。
シューズの性能と言うよりも踵部の張り出した独特な形状とカラフルでポップな色使いに一目惚れして選んでしまいました。
ボッテリとした見た目とは裏腹に意外なほど軽いのには驚かされました。
実際に履いて走ってみると踵部分の出っ張りが一瞬だけ速く接地する事で素早く足が出るような感覚があります。
「最高にスムーズな走り心地」の宣伝文句には、なるほどそう言う事かと納得しました。
欠点としては下り階段で踵部の出っ張りが毎回引っ掛かる事とソールの減りが早いということです。
EVAにラバーをブレンドしたソールは軽量化に貢献してるとは思いますが、減り方はEVA寄りな感じがします。 購入して1年チョット、ソールの減りを気づかい大事に履いていましたが、こちらもそろそろ引退が近づいてきました。

サロモン ソニック3 アクセラレイト

以前のシューズ紹介記事でご紹介したサロモン ソニックRA2が私の足に合っていてとても走りやすシューズだったので実は同じソニックRA2を再購入して使っていましたが、それもソールが減り引退となってしまいました。
再々度購入したかったのですが、流石に旧モデルの在庫も無くなり同じ物は買う事は出来ませんでしたが、代わりに購入したのが、後継モデルのソニック3 アクセラレイト。
踵部分に安定感を増す新素材が採用され、前モデルよりも更に走り易いシューズになってました。
サロモンのランニングシューズは私の足に合っているようで安心して走る事ができる大好きなシューズです。

ナイキ ペガサス トレイル2

このシューズ、実はランニングに利用した事はありません。
デザインと配色が気に入って普段履き用として購入したシューズです。
ソールのリアクトフォームが私には柔らか過ぎる気もしますが普段履きで使うにはとても履き心地の良いシューズです。
アッパーのGORE-TEX素材で防水効果もバッチリなので雨の日に外出する際も安心して利用しています。
ずっと普段履きのままでは可愛そうなので、いつかちゃんとトレランでも使ってあげよう!と思っています。

ホカオネオ カーボンロケット

カーボンプレート入りシューズ、私にもとうとう手(足?)にする日がやってきました♪
私の筋量ではどうせ履きこなせないから要らない!と自分に言い聞かせてましたが…消耗品であるシューズに高額な費用は払いたくないというのが正直なところでした。笑
そんな折、いつもお世話になっているスポーツ用品店に行くとナント閉店セールの張り紙が⁉️
品揃えの良いお店だったのでショックでしたが、張り紙を良く見ると全品半額の文字がっ!!
既に残り少なくなっていた在庫の中から物色して私の足に合うサイズを探し出して買ったのがこのホカオネオネ カーボンロケットでした。
先に紹介したクリフトンエッジ同様このシューズも軽い!
そして初のカーボンシューズの履き心地はと言うと…確かに反発力を強く感じる♪
ただ最初にこれで走った時、無理に反発力を感じようと極端なつま先着地のフォームにした為、脹脛を少し痛めてしまいました。
恐るべしカーボンプレート…というか自分の脚力不足を痛感しました。
後日、普段通りのフォームで再度走ってみましたが、それでも十分反発力を感じられる良いシューズでした。
いざという時はもっと速く走れる(かも)という心の余裕を持てるという意味でも気に入って利用しています。
クリフトンエッジ同様にソールの減りが早いのがチョット気になりますが…。

ナイキ エアズームペガサス38

先に紹介した引退間近のペガサス37がとても走りやすく気に入ったので購入したのがこのペガサス38。
購入した時には既に最新モデルのペガサス39が発売されてましたが、私の買った38は37からのマイナーアップデートとの評価が多く、履き心地は変わらないだろうという事で敢えて最新モデルでは無いモデルを選びました。
最新モデルが発売され型落ちモデルは値引くだろうという下心もありましたが…。
さて、以前履いてた37との違いはアッパー素材だけという事だったので評判通り変わらぬ履きで大満足の1足になりました。
これで37も心置きなく引退してもらう事が出来そうです。

番外編 ワラーチ

以前ランニング関連の本を紹介した投稿で「BORN TO RUN」という本の中でタラウマラ族が履いていたワラーチ。
厚底・カーボンプレートとは真逆の発想ですが、私も試してみたくなり何足か愛用しているので番外編としてこちらもご紹介いたします。
①クローズアップ源内
SNSのフォロワーさんから幾つかオススメを教えて頂きその中から選んだのがクローズアップ源内さんのワラーチ。
足型を紙に書いてメール添付して送信すると足型通りに作って送って頂きました。
送られてきたワラーチを見て最初の感想は…「薄っ!!」。
厚さ数ミリのゴムシートに紐を通してるだけ⁉これで本当に走れるのか不安でしたが、実際に走ってみると、当然ですが開放感抜群で気持ちが良い♪
ランシューには無いこの開放感がワラーチの魅力だということが良くわかりました。
そしてフォームの改善及び脹脛と足底筋のトレーニングにも良い効果があるように感じてます。
ただ欠点も三点ほどありました。
一点目はラダーロック(紐の長さを調整するプラスチック製の部品)が肌と擦れて数キロ走ると出血するため、毎回ラダーロックの当たる箇所にはテーピングを貼って肌を守らなくてはなりません。
二点目はワラーチの宿命かと思いますが、ソールが薄いので尖った小石などを踏むと悶絶するくらい痛いです。もう少し厚いソールのワラーチもあるようなので、次回はそちらも試してみたいと思っています。
三点目は冬は寒過ぎて使えないという事。特に私は末端冷え性なので、使えるのは夏の間だけになります。
以上、一長一短ありましたが総じてとても良いワラーチに出会えたと思っています。

 

②自作ワラーチ
クローズアップ源内さんのワラーチを見て、これなら自分でも作れるかも?と思いインターネット検索してみると、素材選びから作り方の手順まで丁寧に紹介してくれてるサイトがたくさんあったので、自分でも作ってみました。
材料費2000円足らずで作ることが出来ましたが、実際に履いてみると履き心地がイマイチ…やはり売り物はよく考えて作られてる事がよくわかりました。
この手作りワラーチは数回しか使ってませんが、今年はもう少し使ってみようかな。

 

③BEDROCK SANDALS
最初に買ったワラーチのソールがだいぶ減ってきたので新しいワラーチを探していた時に見つけたのがBEDROCK SANDALS。
本当はもう少し厚いソールのものを探していたのですが、インターネットで安く販売されていたので思わずポチってしまいました。
特に何の情報もなく勢いで買ってしまったのですが、履き心地はクローズアップ源内さんのワラーチとそれほど変わりはなく、ラダーロックの擦れも無いので快適に使えています。
薄いので小石を踏むと悶絶しますが…(笑)

まとめ

この2年で愛用してきたランニングシューズとワラーチについてご紹介致しました。
軽量で反発力のある新素材開発やカーボンプレートを利用した構造などランニグシューズの進化の早さには目を見張るものがあります。
しかし、それを使いこなすためには筋力UPやランニングフォーム改善が欠かせない条件になって来てるとも思います
つい速く走れそうな最新シューズが欲しくなってしまいますが…10年後20年後も怪我無く走り続けるためにしっかりとトレーニングして自分のレベルにあったシューズを選ぶように心がけていきたいと思います。
以上、今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。
楽しんで頂けたのならとても嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?