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ランニングが習慣になるまでの流れとタイミングが良かった!

(2020年4月12日公開ブログ記事から転記)
こんにちは!わらランです。
前回の投稿では「ランニングをし始めるのはハードルが低い」と書きましたが…やめてしまうのは、それ以上に簡単です。
マラソン大会など直近の目標があれば、その日までなら頑張って練習出来ると思いますが、イベントが終わり目標が無くなると平日の帰宅後や出勤前にランニングするというのは正直しんどいです。
今回の記事では初めてのマラソン大会が終わった後も走り続け、今ではほぼ毎日走る様になった経緯についてご紹介します。


初のマラソン大会がとても楽しかった。

初めてのマラソン大会は「東日本国際親善マラソン」という相模原の米軍基地相模補給廠内で行われた大会でした。
それまでマラソン競技はテレビで楽しむ程度で、参加しているのは陸上競技経験者ばかりだと思ってました。
実際に参加してみると、小さな子供からご高齢の方まで老若男女問わずビックリする程多くの市民ランナーがいらっしゃると言う事を知りました。
そして、皆さん仲間や夫婦で参加されていてタイムを競うというよりも大会そのものをとても楽しんでいました。
走る前まで緊張でドキドキしていた私も、完走後は一緒に走った同僚や応援に来てくれた方々と大いに盛り上がりました。
この時の「楽しかった!」が、その後も走り続けていく事になる第一歩でした。
ランニングに限らず、初めての経験が楽しいともう少し続けてみようかな?と思いますよね。

走っている最中はツラくてツラくて「マラソンなんてこれが最初で最後だ!」と思ってました。

新しい出会いが気持ちを豊かにしてくれた。

初マラソン大会に誘ってくれたのは私より20歳近く若い同僚でした。
所属部署は違いましたが、関連プロジェクトで一緒に仕事する事がありました。
面倒な対応・調査を彼に依頼する様な事が頻繁にあったのですが、彼はどんなに忙しくてもいつも丁寧で誠実な対応をしてくれてました。
一緒に働いていて楽しいし信頼できる、「人間力」があるって言うのかな?
50年以上生きてますが、こういう人と知り合える機会って意外と少ないです。
大会後も彼を通して多くの方々とランニングする機会に恵まれました。
それらの新しい出会いによって視野が広がり、気持ちを豊かにする事が出来ました。
ランニングを通して出会えた多くの人たちにはとても感謝しています。
最近はそんな機会が減ってきましたが…これからもランニングを通して新しい出会いがある事を楽しみにしています。

夫婦で楽しめた。

マラソンを始める以前は夫婦で共通のスポーツをしていましたが、所属していたチームが自然消滅してしまい、週末の時間を持て余し始めていました。
最初は「マラソンだけは絶対やらない!」と言っていた妻でしたが、マラソン大会に応援に来て多くの女性ランナーがいる事を知って走り始める気分になった様です。
今では妻の職場でも率先して走る人を集めてランニングイベントに参加したりしてます。
昔と違い、スポーツ用品メーカーが「美容と健康」を意識した女性向けに展開しいる商品はどれもカッコ良くてオシャレな物ばかりです。
近年の「皇居ランナー」「東京マラソン」「TOKYO 2020」ブームを受けてランニングは女性にも魅力的なスポーツになってきたのだと思います。
何にしろ、妻と共通の趣味が持てた事が今も「走り続けられる」大きな理由のひとつです。

自分の能力・性格に合っていた。

学生時代やっていたバスケをはじめ、幾つかの対戦型チームスポーツを経験してきました。
私はそれほど器用なタイプではないのですが、体力には自信があったので長い時間動き回る事でそれなりにチームに貢献出来ていたと思います。
でも、華やかなプレーで目立つ様な活躍をした事はほぼありません。
その時々のスポーツがつまらなかったという事ではないのですが、心のどこかで満足出来ていなかったのかもしれません。
それに比べ、大人になってから始めた登山や自転車などの個人スポーツでは、これまでとは違う達成感を味わう事が出来ました。
初めてのマラソン大会で感じた達成感もそれに近い感覚でした。
年を取りオジサンになった事も関係あるかもしれませんが、勝ち負けが明快で華やかなチームスポーツよりも、ランニングの様な自身の気持ちと向き合う個人スポーツの方が自分には合っていたのだと思います。

山仲間と行く登山も楽しい♪
チャリ仲間で行くサイクリングも大好きです(^^♪

心とカラダを整えてくれる。

そもそも「ランニングって楽しいの?」と聞かれれば、「ん~…基本的にはツラくて苦しいスポーツかな。」と答えます。
走っている最中「楽しい♪」と思う事もありますが、それは「風景・天候・誰かと」といった状況によって感じるもの。
走るという行為自体はただのツラいトレーニングなので、特に気分がモヤモヤと乗らない日なんかはドアを開ける直前まで「今日はやめようかなぁ。」と思っています。
それでも、走り始めるとモヤモヤとした気分が払拭されシンプルな物事の本質を再認識させてくれる様な事がタマにあります。
そんな事が無かった日でも、走り終えてシャワーを浴び身支度を調えると心もカラダもすっきりとして新たな気持ちで動き出す事が出来ます。
今の自分にはこの心とカラダを整えてくれるランニングがとても大事な習慣になっています。
「ファンラン」がモットーの私は疲れると無理せず歩いてしまいますが、長く続けるためにはそれも必要かなと思っています。

まとめ

何せ基本ひとりでするスポーツなので他人に気兼ねなく止めてしまう事は出来ました。
買ってしまったシューズも比較的安かったので使わなくなってもさほど罪悪感は感じないと思います。
それでもランニングを続けられているのは、習慣化までの流れとタイミングが絶妙に良かったのだと思います。
1.「大会の雰囲気」や「人との出会い」で「楽しい」から始まり、
2.「能力・性格」「現在の環境」に「合ってる」事で徐々に浸透していき、
3.「気持ちよく生活するため」の「習慣」として「定着」していきました。
この年齢から始めるスポーツとしても良いタイミングで出会えたのだと思います。
※目標が無いのに走り続けている様に書いてますが、本当はボンヤリとして目標はあります。
 「そのうちサブ3達成したい」とか「海外のメジャー大会にも出てみたい」とか。
 今の状況ではどちらもちょっと難しそうですが、いつかは達成したいと思ってます。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
この記事を楽しんで頂けたら嬉しいです!

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