嫉妬の毒を蜜に変える
前回、「嫉妬するのを辞めたい」というテーマで書きました。
今はどうかというと、
「嫉妬の気持ちは発生するけど、
それを分解してポジティブに受け取る」
ことができるようになりました。
嫉妬以外にも、日常で他人への苛立つ場面が多いと
自分の機嫌も損ねてしまうし、世の中が暗く見えてしまう。
なので、嫌な気分のままではもったいない。
この嫉妬から、蜜の部分を抽出して残すようにすると
自分の機嫌を良く、過ごせるようになりました。
どういうことか、書いてみます。
苛立ちや嫉妬心は無くならないけど
日常で、SNSやニュース記事を見て、
他の人の行動に心が揺れることがあります。
「しょっちゅう旅行してて、楽しそうでいいなあ」
「仕事で表彰されるなんて、頑張ってるんだなあ」
「この人の発言ややってることは、どうも納得できないなあ」
憧れたり尊敬の念だけ感じられるなら、
自分の目指すお手本として、受け止められると思います。
一方で、よく知らない人だったり、気が合わない人だったり、
好感のない芸能人、政治家、活動家の人の場合、
この気持ちに加えて、嫌味を言いたくなるかもしれません。
「この人はどうせ○○だろう」
「失敗すればいいのに」
「お金のためにやってるんだろう」
他人が不幸になったり批判の的になることで、
自分の気を晴らそうとしてもなかなか実現されないし、
自分にとっても健康的ではないな、と感じてました。
嫉妬を正しく分解する
何かの出来事に嫉妬の気持ちが浮かぶ時、
その得ているもの(ゴール)は自分も到達したいけど、
自分のやりたいやり方(プロセス)とは違う、ということがあります。
まずは、これを正しく分離すること。
例えば、コロナ禍に楽しそうに旅行するグループ写真を見て
心がざわついた場合、
友達と楽しんで過ごしていること(ゴール)は羨ましいけど、
この時期に他の地域に旅行して(プロセス)まで楽しむやり方は
何か違うと感じている、ということだと思います。
こんな時は、自分も同じゴールに到達するように
自分に合ったプロセスで実現すれば良いだけです。
自分も友達と楽しく過ごしたかったんだな、
という気持ちに気づいて、
自分にできるやり方で行動してあげる。
ざわつかせてくれた相手の存在は、
この嫉妬心に気づかせてくれるところでお役御免になり、
嫉妬心はここで無事に成仏してくれます。
いつでも自分の機嫌をよく過ごす
お話を聞くときも、自分が不安を持ったままでは
じっくりとお話を聞いていられなくなるので、
何よりも、自分が機嫌よくいられることを大事にしています。
嫉妬心をなくすことはできませんが、
自分の気持ちを穏やかに、取り込む方法について
感じていることを書いてみました。
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