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魂に触れた時、モチベーションは上がり、視野も広がる

よくお話の中で、「モチベーションが上がらない」とか
「もっと広い視野を持てたらなあ」という話題になる。

自分の感情をコントロールするのは難しい。

私が普段感じているのは、
感情、モチベーションや視野は、状態であって、
頭ではコントロールできない、ということ。

いくら考えて、どんなに真理でも正論だとしても、
自分の中の3歳児のようなもので、
説得しても動いてくれない。
「頭ではわかってるけど〜」というやつだ。

高めよう、広げよう、と頑張るよりも、
逆に力を抜いた時に、何かをきっかけに、
高まったり、広がったりする。不思議だ。

どんな分野でも、力を抜け、と言われるように
自分の心も同じ。


スタート地点の今の自分を認めてしまう

まず、今モチベーションが下がった状態も
受け入れてしまえばいい。

だって、
疲れてるし、
めんどくさいし、
仕事が忙しいし、
時間が取れないし、
やる気が起きないのはあたりまえだ。

自分が怠惰だからじゃなくて、
今の状況なら誰だってモチベーションは下がる。


一方で、頭のどこかでは、
勉強した方が良い、
毎日コツコツ取り組んだ方が良い、
休日も時間をとって少しでも取り組んだ方が良い、
なんて、そんな正論は全部捨ててしまえばいい。

自分への横槍を全て取っ払った状態で、
脱力してリラックスできた状態になることが
まずは大事。

そこからスタートすればいい。

モチベーションが上がった向こうにあるもの

あたりまえの話になるが、
モチベーションが上がって視野が広がること自体に
意味はない。

その状態になって、達成したいものがあるからであって
そのための手段に過ぎない。

モチベーションが上がることを目的にしてしまうと
幼い子供のように、いうことを聞いてくれない。
だから、一旦は放っておけばいい。


その先にある景色は、単純に、
自分はこれをできるようになりたい、とか
カッコいいと思える自分になりたい、とか
そんなシンプルなものだと思う。

本当はどうしたいの?

先日のセッションでは「もっと仕事で自分に力をつけたい」
という話題になった。

「視野を広げたい」「そのために苦手な若手教育にも取り組むべき」と
本人は口にするけど、どうも気乗りしない様子だった。

さらに話を聞いていくと、「自分の能力ばかり見られて、
人間を見てもらえてない気がする」とふと話をしてくれた。
自分がどうありたいのか、そのかけらが見つかった瞬間だった。

今仕事で出会う人に、もっと自分を知ってもらえるように
話したり機会を持ってみる、と本人に気づきがあった。

心から感じていること、
魂の叫びに気づいた時、
モチベーションは上がってるし
視野も広がっている。

だから、自分の魂に触れさえすれば、
なりたい自分になれるから、大丈夫。

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