自分だけの理由を知っていれば、大丈夫
最近、IT職を目指す若い方のお話を伺う機会があります。
なぜ志望するのかを聞いてみると、
など、人それぞれのイメージがあるようです。
一方で、その進路について不安を聞いてみると、
こちらは、わりと共通して語られる不安です。
IT業界に興味はあるけど不安もあって
どうしたら良いかわからない、という方は
何から手をつけたら良いでしょうか?
他人の理由だと、続かない
先ほどの引用のような回答を聞いた時、違和感がありました。
確かに、私もIT職について同じように惹かれるし、
働いていても同じような不安はあります。
「それはその通りなんだけど…」という気持ち。
ネットに書かれたような一般的な話に聞こえてしまう。
そして、これを理由に仕事を始めてしまうと、
続けているうちに本当の感情が出てきて
「これじゃなかった…」ということになってしまう。
他人の理由が頼りになっていると、
「なんでこの仕事をしてるんだろう?」と、
続けられなくなってしまう可能性があります。
自分が続けられるか、どうやったらわかるか
どんなことであれ、何年続けられるか、
やってみる前から語れる人はいません。
今、確実にわかることは、
の二つだと考えています。
先日お話しした方は、別の業種からIT業界へ
転職したいと考えているそう。
よくよく聞いてみると、
「昔ハッカーのドラマを見て、カッコいいと思った」
「ゲームをやっててランキング上位になりたくて燃える」
と話をしてくれました。
もちろん、自分の理由はたくさんあって良いし、
もっと解像度を上げて、自分だけの理由を尖らせれば、
「もうこの仕事をやるしかない」となっていきます。
ハッカーのどこにカッコよさを感じるのか?
好戦的な気質はITの仕事でも満たされそうか?
自分の理由をちゃんと持っている人の言葉には
力がみなぎっていて、その炎は長く燃え続けられる。
どの言語は勉強すべきだ、
どの資格は取っておくべきだ、とかよりも、
自分がそれをやりたい理由をはっきりと握っておくこと。
それをちゃんと説明できれば、
面接で相手がちゃんと選んでくれます。
だから、大丈夫。
いつだって、答えは自分の中に既にありますよ。
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