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自分の「〜過ぎる」ところは武器になる

自分の性格を直したいという人は多い。

リモートワークで怠け過ぎてしまう
他人の意見を気にし過ぎてしまう
好きなものに熱中し過ぎてしまう

自分の「〜過ぎる」ところ

周りの人と比べて、程度の越えた性質を
何か直すべきだ、と感じているのかもしれない。

私が声を大にして言いたいことは、
 「自分が欠点と思っているものは、
  ただの特徴だから直す必要はない。」

ということ

今の時点で、〜過ぎるがあるならば、
それは自分を活かす特徴の芽が
発揮し始めているということ。

今はまだその特徴が理解できず、
うまく扱えていないだけかもしれない。

直す必要なんてなくて、
むしろ、その特徴を把握して、
どうやって制御するか、狙いを定めるか、
周りの人や社会にどう役立てるか、
今こそ自己研究の格好のタイミングだ。

やめようとしてやめられないなら、
味方につけてしまえばいい。


どんな武器にも長所と短所がある

例えば、銃は遠距離攻撃には強いが、
接近戦では狙いにくいし、
催涙スプレーなら、威力は弱くても
広範囲の相手に効く。

全方位で無敵の武器はないように、
いかに、自分の得意なフィールドで活かすかが鍵。


怠け過ぎるスキル

やらなきゃいけない事があるけど
ついゴロゴロしてしまう。
本当はもっと充実した休日にしたい。

このスキルの強みは、
必要なこととそうでないことを判別できて
自分の行動を決められる判断力かもしれない。

自分に必要かどうか、瞬時にわかるのであれば、
「必要と感じてない事に取り組む状況」を回避し
「本当に自分が楽しみたいこと」を見つけられる
心の舵取りが上手な人なんだと思う。


気にし過ぎるスキル

周りの意見を気にし過ぎて、
不安の気持ちで過ごしているかもしれない。

このスキルの特徴は、
周囲の変化に敏感に気づけるということ。

一つ間違いが見つかれば、その他にも改善点はないか、
慎重さを持っていて、その用心深さ、気配りが、
不具合のない製品、行き届いたサービスにつながったりする。

人間関係のような正解がないものについては、
このスキルはあまり向かないかもしれないから
そっとしまっておけばいい。

その代わり、旅行の計画とか仕事とか、
何か購入を検討したい時などに
存分に発揮できる戦略家なのかもしれない。


熱中し過ぎるスキル

時間も忘れてのめり込んでしまうと、
人間関係ややるべき仕事が疎かになってしまう。

一度始まったら猪突猛進で取り組めるこのスキルは
戦いに非常に向いている。

複数のことを同時にやるケースや
短い時間で細切れに動く場合には、
良さが発揮できないこともある。

自分のスキルの発揮できる状況さえわかれば、
いかにそのフィールドに持っていくか。

同時並行はやめて、一つのことに集中できる環境にしたり、
日程を調整して、突っ走れるスケジュールに立て直す。
そうやって、自分のスキルが発揮できる状況に
持っていくだけでいい。


自分の持って生まれたスキルを活かして働く

自分にしかできないこと、
自分にはあたりまえにできること。

これらを活かして周囲の人を助ける、価値を出す。

そんな働き方ができたなら、
ストレス少なく、周りに感謝され、
自分自身も楽しく過ごせる好循環が生まれる。

自分が欠点と思うところは直さなくていい。

正しく理解して、
自分のため、周囲の人のために役立てていきましょう。
きっと、自分らしさを感じて安心した毎日が送れます。


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