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『有吉の壁』は再びお笑いブームを築くのか

日本テレビで特番放送されていたバラエティ番組『有吉の壁』

好評により、ついに4/8にレギュラースタート!

4/8(水) 19:00~21:00の2時間SP!

*通常回は19:00~20:00の1時間放送

ドリームマッチより前にコッチを先に書いておくべきだった。閉鎖的な世の中ではありますが、4月は

『ドリームマッチ』復活

『有吉の壁』レギュラー化

というお笑いガチ勢が歓喜する月です!自粛自粛な世の中ですが、皆さん久々にTVをつけて笑いませんか?外へ出ずに家で自粛せずに大いに笑いましょう。TVがない世帯は、、、どうせ誰かがYouTubeなんかにアップするでしょうから・・・ねっ!


5年前から不定期で13回放送された特番バラエティ『有吉の壁』。番組内容は至ってシンプル。

大勢の若手お笑い芸人が

様々なシチュエーションで

有吉を笑わせる

                         コレだけ。

芸人の大喜利力、アドリブ力に依存する番組であり、昨今の主流である作家性や企画力で勝負するバラエティとは一線画すギャンブル番組です。2000年代頃のノリと臭いがプンプンします。お笑い番組がアツかった頃でしょうか。エネルギッシュだった感じ。めちゃイケ、リンカーン、ワンナイ、リチャードホール、笑う犬、はねとび などなど。芸人大所帯番組の全盛期だった。

そしてこの2000年代頃のバラエティ番組に熱中していた方なら『有吉の壁』を見て必ず一つピンとくる番組があるでしょう。そう、

内村プロデュース

コメント 2020-04-07 164012

です。通称”内P”。有吉の壁を見て「内Pそのものではないか!!」と思った方も多いのでは。

傍若無人なMCの要求を大勢の芸人達が切磋琢磨して笑わせにかかる。”追い詰められて花が咲く”即興の笑いが試されるお笑いコロシアム。それが内P。そして『有吉の壁』もほぼ同じコンセプト。放送局は違えど、『有吉の壁』は『内村プロデュース』のメンタリティを継承する番組なのです!

事実として、今やMCの有吉も内P時代は大勢の若手芸人の一人であり、MC内村に翻弄されながら全裸になって猫の化粧したり、おもむろに砂を食ったり、ふかわりょうの顔面に蹴りを入れたりなどの無茶をしてました。

コメント 2020-04-07 163506

コメント 2020-04-07 163536

フリップ大喜利能力の高さもココで発揮しました。不朽の名作「アーナルデシメツケネッガー」は後にIPPONグランプリでも。

コメント 2020-04-08 051036 (2)

内Pで芸人魂を培った有吉も今は自分がMCの立場となって率いるとは。。。感慨深い。

そして内P時代のエースだったさまぁ~ず三村も『有吉の壁』の放送を見て、こんなツイートを。

流石は玉職人。有吉もこのツイートに対して満更でもないリプでしたので、内Pイズムは確かに残っていたわけです。嬉し過ぎます。近い内に三村はSP回とかで参戦しそう。個人的に最初は特攻隊長のゴルゴ松本が出てくれたらなんて思っています。

内Pによく出演していたくりぃむしちゅー有田は、当時はMCを乗っ取って有Pをやりたい!だなんて言ってましたが、長年の夢がNHKで『有田Pおもてなす』として実現します。現在放送中です。有田は他にも『有田ジェネレーション』『全力脱力タイムズ』など、MC兼プロデューサーの立場として芸人を使ったガチガチのバラエティ戦線で活躍しています。有Pやりたい発言は思っていたよりマジでした。

コメント 2020-04-08 052703

ちなみに筆者は内Pはリアルタイムでは見ていないです。バラエティ番組を見始めたのは2006年頃なので(内Pは2000~2005年放送)。さまぁ~ずにハマり、彼らの売れるきっかけとなった内Pの存在を知ってから、DVDレンタルや動画を探して何とか3分の2程度は見ることが出来ました。そうして内Pにどっぷりハマった頃と同時に『有吉の壁』が不定期で放送され始めたので、コレは復活の予兆かとワクワクしました。まぁそこから5年経ってようやくレギュラー化って慎重過ぎだろとは思いましたが。

『有吉の壁』って通称がまだない感じかな?”有壁”は浸透しないだろうし。「昨日の”壁”見た?」なんて風になるのかね。

※ちなみに『有吉の壁』はちゃんと見たのは2回しかありません。後はYouTube等でアップされていたハイライトなどのみです。ですので、『有吉の壁』についての情報知識が乏しいです。配信サービスHuluで早急に全部視聴しようと思います。

近年、ここまで芸人!芸人!芸人!な純度100%のお笑い番組も珍しいものです。最近では『キングちゃん』や『お笑い向上委員会』に近いものを感じていましたが、ここへ来て内Pイズムを正式継承する番組がレギュラー化されたわけです。お笑いガチ勢が歓喜しないわけがないでしょう。

内Pが大ヒットし、ここから上記のような芸人大所帯番組の全盛期が到来し、多くの芸人が知れ渡り、活躍することでお笑い隆盛を築いていったわけです。『有吉の壁』にはそんなムーブメントを再び呼び起こすようなきっかけを期待してしまいます。

ノストラダムスの大予言で後ろ向きだった世の中を内Pが笑いで盛り上げていった様に、有吉の壁にもコロナで後ろ向きだった世の中を笑いで盛り上げた!なんて功績を残す伝説の番組になるよう願っています。

緊急事態宣言も出てしまったので、大人しく家で『有吉の壁』見ましょう。不安やストレスが多く溜まっているご時世こそ”お笑い”の出番です。



※記念すべきレギュラー放送初回までに投稿が間に合って良かった。。。

次に『有吉の壁』についの記事を投稿する時は

若手芸人は誰がレギュラー化するのか

っていうテーマを中心に書くと思います。






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