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そこに出会うべくして 出会えたと知る 繰り返す波のように 私たちは また 寄せては去る 去…
いっそ ヒトオモイに 絶って 全て絶って 何もかもを絶って そんな風に思っていた まどろみ…
むせかえるような まとわりつく空気は 忘れてきた何かを思い出させ 追いかけてくる 追いか…
雲は流れていく とどまることはなく 形を変え 色を変え それは太古の昔から 風の音に合わ…
突然の沈黙に これ以上 真実が隠れることがないように 月の灯りに 目を閉じ祈るんだ 明日には きっと目が覚めますように あの子の目も 開きますように
あかりを灯そう 君が寂しくならないように あかりを灯そう 君がこれ以上悲しくならないように…
確固たる物なんて何もない 100年後には 誰もここにはいないのだから 自分の心に響くように…
目の前の誰かが自分より下なのだと 確信出来ない限り安心して生きられない だから霧のような幻…
今日を生きよう なぜなら今日があなたの生命そのものだから この今まばたきをする間にも あ…
泣くことさえ出来ず 笑うこともままならず ただこびりついた仮面の下に…
落ちていくとわかっていながら 見送ることは 出来るだろうか 再び戻る時がきたならば そっと手を差し伸べることは 出来るだろうか 時は瞬く間に過ぎながら 同じ処に留まる 悲しみにくれながら 日々を笑い飛ばす強さを いつでも 物事は引き合いながら 周り続ける 陽が沈み 私もあなたも沈む その先で また いつか itsumi ryuko 詩集「あなたのいるところ」 私の簡単な自己紹介☟