デスクワークが苦手な人、体育会系の人必見！「プール監視員」の体験をインタビュー

関東で一人暮らしをしている大学生。小学校の頃に水泳を習っていたので泳ぐのは得意。体を動かすバイトをしているが、実は服と写真と読書が好きなインドア派。

プール監視員に必要とされるスキルとは？

ープール監視員の仕事はどうやって見つけたのですか？またなぜその仕事をしようと思ったのですか？
コンビニで置かれていた求人雑誌の「タウンワーク」で知りました。
大学一年の時に、一人暮らしの生活費を稼ぐために始めました。授業料は両親が負担してくれたのですが、毎月の光熱費や家賃などの支出は自分で稼ぐ必要がありました。
プールの監視員が難しい仕事のイメージが無かったということと、小学生の時に水泳を習っていたこともあり、最低限泳ぐことができたという2つの理由からです。

ー仕事柄、働く人に条件などありますか？
水中で人を助ける必要があるので、25mを泳ぐのが精一杯に感じる人には少し厳しいお仕事かもしれません。安定して長距離泳げる必要があります。

ー今までプールで泳いでいる人が溺れたり倒れたりなど、緊急対応が必要な状況などもありましたか？
3年ほど働いていますが、幸いなことに今までそのような状況はありませんね。

ー確かに、救命などができる体力は必須ですね。スポーツや運動系の部活をしている人でしたら面接で受かりやすそうです。
そうですね。あと、緊急時に冷静な判断ができるというのも必要な能力です。状況を理解し、的確な指示を出すことで緊急時のお客様の誘導や監視員同士の役割分担もスムーズに行えます。

ー仕事が決まるまでの流れを教えてください。
タウンワークに書かれている住所に履歴書を郵送し、その後連絡いただいたアルバイト先のプールで面接を行いました。

プール監視員の実際の仕事内容、時給はどれくらい？

ー主にどんなことをするのか、仕事内容を教えてください。
主な仕事としては、監視室やプールサイドの監視場所を他のスタッフの方々とローテーションしながら、プールで溺れている人がいないかの確認・プール内の危険な行動に対しての注意をします。また、毎日営業終了時にシャワーやトイレ・更衣室の掃除を行います。

ー1日どれくらい、月に何日ほどの仕事ですか？
僕の場合、平均すると1日に6時間ほどで、1か月に換算すると約70時間、だいたい10日前後働いています。

ーどれくらい稼いでいますか？満足のいく金額ですか？
平均すると毎月7万円ほどです。時期によりますが、夏場以外はお客様が少ないため問題が起こることはほとんどに無く、忙しいこともないので金額と労働はあっていると思います。生活費をまかなうことができる金額を稼いでいるので充分満足です。

プール監視員に向いている人とは？おすすめできる仕事？

ー最初にイメージしていたことと違うことはありましたか？
プールの営業時間が終了した後に掃除を行うのですが、1時間ほどかけて細部まで掃除するので意外と疲れるということです。逆に良かったところは学生アルバイトの多くが体育会系のため、コミュニケーションの取りやすい明るい性格の人が多いことです。あとは利用者が子供よりも、近所に住む高齢者が圧倒的に多いということも面白い発見でした。

ープール監視員は、どんな人が向いてると思いますか？
仕事内容の1つに、プールでの危険行為や禁止行為を注意することがあるため、なぜそれがいけないのかお客さんに理解してもらえるよう、分かりやすく丁寧に説明できる方が良いと思います。伝え方によっては、不快な思いをされてしまう可能性もあるので対応力も必要です。お客様は自分よりも目上の方も多いですし、言い方には気をつけなくてはいけません。僕自身は、高校時代から部活を通して人前で説明する機会も多く慣れていたため、この仕事に向いていると思っています。

ーズバリ、他の人にお勧めできる仕事でしょうか？
人にお勧めできる仕事です！覚える仕事内容はあまり多くないので、基本的な業務は難しくありません。人の命に係わる仕事ということを理解し、責任感や緊張感を持って働ける方にはぜひお勧めします。