MF GHOST
8巻を先日買って、せっかく読むなら１巻からもう一度読んでから８巻を読もう、と。
今日の午後はそんな時間でした。
読み終えての感想は、ため息のみです。言葉にしないといけないのですが、言葉にならない。
そして最新刊。
ここから多少、ネタバレありです。
やっぱり、一番強烈なのは、緒方さんにカウントダウンしてもらって、視界悪い中ぶっとばすっていうところ、です。濃霧。そもそも、カナタの母譲りの映像が頭に簡単に記憶されるっていう能力と、その場その場での判断を冷静にできる技術に精神面に、師匠の教え込んだドリフト、普段穏やかなカナタの闘争心というか、そういうものが重なって、なんだろうな、と。頭に映像があったからって、MFGの運営側がレースを続けるかどうするか悩むくらいの濃霧で、ドローンからの映像もないしわけがわからない中で、それでも安全に走って濃霧をひとまずやり過ごそうというレーサーと、ラッキー、いまだ、これで前に出られると思うカナタ。
いくら緒方さんがもっといい車にしようと何度も言うのに、８６のままでいい、変えないでほしいと言い切るカナタ。
結構頑固なんですよね。普段穏やかで、シャイで、という人が、レースになるともう自分の意見ははっきり冷静に言う。レースを見守る緒方さんからしたら、他の車と比べてしまってそんな中で８６で走るなんてと、胃が何個あっても足りないと思う。本当に。いや、８６は好きですよ。好きだけど。いや、昔のSKYLINEのほうが大好きだけど。恋のママが、カナタのレースを心配で見られないっていうのも分かるし、恋のパパが、カナタをひとりのレーサーとして尊敬しすぎて君付けをやめられないとか、もうなんか色々周りもいい感じの環境というか。いい人にはいい人が集まる。そもそも西園寺家だって、恋のママとカナタのママが美大時代の大親友で、というつながりからだからこその、今というか。
ひとつ、いいでしょうか。８巻になっても、カナタのパパの影はないのか。それともすでに今出てきているキャラのひとりか。１，２巻を読み始めたころは１０巻行くまでに出てくるかなぁと思っていたけれど、今８巻ですよ。まぁ、それが解決してしまって親子の再会というかが実現できてしまうとこの漫画の中心が、ってところなんですかね。どうなんですかね。そもそも、やはり、拓海の。。。
おすすめです。
頭文字Dは、昔借りて読んで、今ここで全巻読み直したいなぁと思っています。私は、とにかく、あのレース、はじめの方のレース。両手をテープでハンドルにぐるぐる巻きにして行うレースが、もうそれはそれは。。。読み直したいなぁ。
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