体癖と声

細々と体癖の記事をアップしているが、大変ありがたいことに各記事についてコンスタントにページビューがある。気長にお付き合いいただければ嬉しい。

さて、時々電話で育児相談に乗る仕事をしている。体癖はもちろん「まずは体型から」が原則であるが、電話相談となると一度も会うことがないため、相手の体癖を推測するのがとても難しくなる。

とはいえ、いくつかの材料がある場合は、仮説を立てられることもある。以下、「困っていることがあって、相談している」という状況を前提に、声や話し方の特徴を書いてみる。

<1種・2種>・・・困っているとはいえ、それほど大きな感情表出はない。丁寧に、順序立てて説明すると、最後には「ああ、そうなんですね」と納得することが多い。話し方も割とゆっくりめ。

<3種>・・・相談当初は感情的に話すが、話しているうちに段々と落ち着いてくる。相談事とはいえ、対話の途中で「フフッ」といった笑い声が入ることも多い。どこかに明るさ、無邪気さが混じる。

<5種>・・・テンポよく話し、「で、どうすればいいの」に対して答えたり、別の適切な相談先を紹介することができれば、「そうなんですね!」とスピーディに話が終わる。長電話になりにくい。

<7種>・・・低めの声が特徴的。相談に答えたとしても「でもね・・・」となかなか納得しない。困っていることを全部話そうとすることが多く、長電話になりがち。

<4種・6種・8種・9種・10種>・・・電話ではなかなか判断しにくい。偶数系の体癖は声に特徴が出にくいのかもしれない。9種では、「タモリの笑い方」がよく例に出されるが、相談電話ではなかなか耳にすることはない。とはいえ、4種・8種は声にハリが出にくく、地味さが宿ることはありそう。

ただ、音声のみで「2種なのか、4種なのか」といった判断はできず、少なくともいくつかのエピソードが材料として必要になる。そういう意味では、「困りごとに対してどのような対処をしているのか」は重要な情報になってくると思われる。

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