薬止めました
薬止めました
僕は平成27年に多発性硬化症という難病になりました。
それからコパキソンという自己注射を約3年使い、
その後テクフィデラという内服薬に変えて約2年使っていましたが、
この度、薬を止めることにしました。
薬を止めた理由
薬を止めた理由は、
「薬には難病の進行を止める確実な効果はないが、副作用などのストレスが確実に伴う。」
と思い始めたからです。
コパキソンは自分で注射をするという恐怖からのストレス、注射部位の痛みが嫌でした。
時には動悸がすることもあり気絶する恐怖もありました。
テクフィデラは腹痛、特に下痢が起きるようになり、副作用に悩まされました。
1時間に5回トイレへ行くということが起き始めました。最初はそのような腹痛が月に1回でしたが、最近は5日に1回は起きるようになっていました。
主治医は腹痛に対しての薬を勧めますが、僕は薬には必ず副作用が存在すると思っているため使わず、
最低限の使用に抑えていました。
薬は増やせば増やすほど副作用があると思っています。副作用を抑えるために新たな副作用を増やしては
悩みは終わりません。
自己注射によるストレスや、注射部位の痛みは明らかですが
腹痛はもしかしたらテクフィデラ以外の要因があったのかもしれません。
多発性硬化症になる理由の一つの解釈
多発性硬化症、もとい免疫疾患が難病たる理由は、
「本来外敵を攻撃するべき自己免疫が自分を攻撃する。」というところにあります。
この免疫が自傷行為を行う理由が解明できていません。それゆえ治療方法が確立せず難病となっています。
しかしここ最近、自分の中でストンと腑に落ちる免疫疾患になる理由に出会いました。
それは「自分には価値がない、自分は全然駄目だ」。という考えが、
そういった免疫システムにも影響しているという考えです。
つまり、免疫システムからすれば「自分を嫌いなご主人・体を守る理由がない。ご主人が望むとおりに
自分を破壊しよう。」となる。
こういうことです。
仮説をたてて薬を止める
多発性硬化症の発症当時、僕は確かにいわゆるネガティブ思考で頭がいっぱいの人間でした。
でも月日は流れ、今は発症当時とは性格が変わったと思っています。
そして現在、多発性硬化症の症状は落ち着いており、病巣も増えていませんでした。
これには二つ仮説がたてられます。
一つは「薬が効いている。」ということ。
もう一つは「性格ポジティブになり免疫システムが正しく働いている。」ということ。
僕は二つ目の仮説を実証したく、この度薬を止めたのも理由になります。
「病は気から」をあなたは信じられるか
僕にはこういった考え、恐らく東洋医学に近い「心と体の連携・相関」にすんなり賛同できました。
楽しく生きていくから、免疫システムもそれに沿ってくれ頼んだわ!という意識です。
まさに「病は気から」です。
病院、つまり西洋医学では不明瞭で嫌われる考えだと思います。
でも病院の先生はどうお考えでしょうか?
血液検査や髄液検査のデータだけではなく、
こういった心・性格の統計はないのではないでしょうか?実は気づいているのではないでしょうか?
問診を通して「こういう性格の人はこの病気になりやすいな」と肌で感じてはいないのでしょうか。
脱線しますが、他の事例で言うと、「自分の意見を飲み込み、止める人は便秘になりやすい。」
という見解もあります。
皆さんはどうですか?興味ありますか?納得できそうですか?
薬を止めること1か月
こういった考えに出会い、また、発症から6年が過ぎ自分の性格にもポジティブな変化が現れたため
薬を止めて、言わば気持ちだけで病気を治そうと考え、薬を止めることにしました。
薬を止めたのが9月中旬のこと。先日10月中旬にMRI検診を行いましたが、
この1か月で病巣に変化はありませんでした。
つまり良く言うと、病巣増えておらず免疫システムはいつも通り働いていました。
薬は効き始めるまでには時間・日数がかかりますが、辞めてからは効果がすぐになくなるはずです。
もしかしたら、ちょうど寛解期でたまたま免疫システムが正常な時期だっただけかもしれません。
今後も通院は続ける
今後のことを主治医とも相談をして、色々取り決めをして、薬を止めることを決めました。
薬を止める代わりに2か月に一度の受診を続け、4か月に一度のMRI受診の継続、
体調不良が現れた際の受診と薬の再開の相談をすることを取り決めました。
主治医は患者の意思を最大限考慮してはいましたが、しぶしぶ了承といった雰囲気でした。
それはそうです。僕を良い状態にしたい気持ちと、薬を信用しているわけですから、
この体調の良いときに薬を止める行為は奇行動に映っているはずです。
ただ、僕の考えは極端ではあるため戻りしろとして通院は続けます。
主治医には副作用の腹痛を理由に止めたいと伝えていますが、
「病は気から」を信じているのが理由だとは伝えていません。
恐らく水掛け論になるため労力の無駄だと思っています。
最後に
ここ最近の僕は体調もよく過ごしています。
腹痛は少なくなった気がしますが無くなってはいないため、これはテクフィデラ以外の
理由があるかもしれません。
今後、多発性硬化症が再発しないよう、日々楽しく、自分を好きに過ごしていき
皆さんに良い報告を続けるよう期待しております。
興味がある方は投稿を見ていってください。
難病は治ると、「病は気から」の実証をやってやりやしょぃ!
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