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角川武蔵野ミュージアムの仕掛けにニューロンが活性化して、忘れていた記憶を思い出した話

前々から行ってみたかった角川武蔵野ミュージアムへ。
松岡正剛氏が館長を務めているということもあり、どんな仕掛けが潜んでいるのかと。

ホームページを見ると、ほうほう、コンセプトは「想像力とアニマに遊ぶミュージアム」とのこと。さてはアニマとマニアをかけてるな。すでに仕掛けてきているな。

電車に揺られ、乗り換え、途中で鳥にふんを落とされ、震え、というハプニングも乗り越えやっと辿り着き。。。

おぉ、のっけからこのインパクト。
隕石かーい!

ワクワクとソワソワが交じるなか隕石の回りをグルりとしながら入り口を発見。受付の人に話を聞くと、ふむふむ、いろいろと愉しむためのチケットがあるよう。
でも今回の目的はETこと、エディットタウン。チケット代は1400円でいざ!

本、本、本。
整列されているというよりは、漂っているよう。まるで本が生きているように。
まさに「本は世界、世界は本」を縮図にしたよう。本同士が惹きつけ合っている佇まい。

そして、ラベリング、カテゴライズが秀逸。
この本の隣にこの本かと。
この世界とこの世界を重ねるのかと。
この概念とこの概念に相似をみるのかと。

見方、あり方がひっくりがえるような演出に、いろいろと連想が広がりつつ、いつの間にか自分の脳のニューロンも活性化。

そしたら、
頭の中に幼少時代の記憶がふわりふわりと。。

そう、あれはまだEテレが教育テレビだった幼少時代。
19時のニュースが始まる前ぐらいにやっていたヒューマンドラマに多感さを育ててもらったなぁ。その中の一つに、不意にワンシーンを思いだす邦ドラマがあるなぁ。でも、いつもタイトルは思い出せなくてモヤモヤするなぁ。何度か思い出そうと頑張ったけど思い出せないよなぁ。とそんなことを思っていたら、、、

ふと、

「あ、壺がついたな」

理由はわからないけどビビッときて。それで急いで「教育テレビ 壺 1996年 ドラマ」で検索したら、辿り着きました「クラインの壺」。

ミュージアムの雰囲気に後押しされて思い出したクラインの壷。その日の夜にYouTube(アップされているのが良いか悪いかは置いといて)で全話見ました。内容やよし。内容は今の時代を映しているようなバーチャルとリアルの世界の話です。何かのご神託か。

そんなこんな、サイコロの中にニューロンなミュージアムでした。
どんな目がでるかわからない。
なにとつながるかわからない。

ここではみんな異星人。
うん、納得です。
未知と既知が綯い交ぜに。

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