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恐怖は常に無知から生じる

少女時代15周年の企画番組「ソシタムタム」の中で
ティファニーが安全なハンググライダーのような
アトラクションするシーンがあって

すごい不安そうな顔してて
「大丈夫!僕がついてるから!」
って、ハグしたくて ハグしたくて 仕方ありませんでした。


カウンセリング受けた方がいいですか?

ブログ書きます。

何故人は怯えるのか? 
それは その先が見えないから ですよね?

前に新人の現場監督担当の現場のすぐ裏が
新幹線という環境の時
工事前に彼から業者全員に

工事中に物が飛散しないよう充分にご注意下さい。
新幹線に影響が出ると今まで経験した事が無いクレーム対応が予想されます。
それだけは勘弁して下さい。

という内容が含まれたメールが送られてきて
あ~完全にビビってるな。
ゆとり世代なのにゆとってないな。
経験したことが無い → 分からない が原因だな。
そこが明らかにされることで
彼の恐怖は緩和されるはずだ。
真っ暗いトンネルに灯りをともしてやろう。
貞子がTVの画面から出てくることが分かっていれば
きっと

「お疲れさん。スイーツ食べる?」


って言えるはず。
ということで彼に

「延滞1時間 1千万~2千万みたいですよ」

と返信したことあるんですけど
昨日ふと私の中に一つの恐怖が生まれて
厄介なのはこの恐怖は
結果が分かっているのに怖い。

見積り依頼をラインしたあとに
そーいえば彼と半年くらいまえに・・・

現場で唐突に
「会長、禁煙しました」
「え?マジで?」

8年くらい前に 禁煙マラソン したことある仲で
一人より二人の方が助け合いながら禁煙できるだろ。
苦しい時は連絡取合って頑張ろう!
とりあえずゴールは3か月にしよう!って決めて
3日後に彼から電話あって
「ヤバいです。仕事に影響してきてます」
「そっか、よう3日頑張ったな、自分を褒めてやり」
「はい」
「オレも今から吸う。その方が自分も気がラクになるじゃろ」
「すいません」
「いや、吸ってええから」
「そっちの すいません じゃないです」
その電話受けた時既に私は吸ってたんですけどね。

なもんで今回の禁煙宣言も続かんだろうと
禁煙の苦しみから彼を開放してやるのが私の役目だなと。

禁煙宣言されたあと休憩の飲み物を彼にお願いして
その時一緒にタバコもお願いしました。

第一のハードル「禁煙してるのに煙草を買う」

「これでよかったです?」
「うん。ありがと」
「これ、お釣りです」
「禁煙しとる人の前で吸ってもええんかな?」
「全然大丈夫です」
「ほんま~ ごめんね」
と彼に向って思いっきり煙を吐き出しました。

第二のハードル「懐かしい香りと煙につつまれる」

煙を受けた彼は
「あ~ありがたや~」
と言って自分の頭に煙を扇いでました。
これを見た私は(この男は絶対禁煙できんな)
そう確信すると

「年末まで禁煙できたら
ポケットマネーから5万お祝いであげるよ」

というのを見積り依頼のラインしたあと思い出したのです。
あれから半年が過ぎており
彼から「すいませんすってます」
の連絡も無いということは・・・



マズイな
想定外の事態だな
先の見えている恐怖を克服するには
新しい展開をイメージするしかない。

「あんね~」
「はい」
「例の禁煙のお祝いあったじゃん」
「はい」
「あれって 3千円じゃったっけ?」
「いや 5万円でした」
「そうじゃったけ?5万円じゃったっけ?」
「はい」
「でね、よー考えたらそれって
●禁煙できてWIN
●お祝いもらってWIN
っていうWIN WINの独り占めになっとるじゃん。」
「はい?」
「いや、WIN WINていうのは、お互いに良い事ないとだめじゃん」
「はい?」
「あ 分かってくれてよかった。でね、オレも禁煙しようってね」
「え?」
「そーそうなんよ。でね、オレも禁煙できたら5万円もらうみたいな」
「は?」
「なんで自分そんなに理解早いん!心見透かされて怖いわ!」
「・・・」
「これがホントのWIN WINじゃん!」

みたいな展開がええかな~って思ってます。