"誠実に文章と向き合う"姿勢を学ぶ

私は、自分の地元である青森県八戸市でWebのコンサルティング業を営んでいる個人事業主です。

起業を決めた頃、こんな言葉を書いてデスクに貼りました。

「誠実であれ」

誰でも発信者になりうるWebの世界で生きる者として、他人を騙さず、自分も騙さず、誠実に向き合おう。
そう心に決めて起業したのでした。


さて2021年秋、新たな学びとして「地域の編集者養成講座」を受講しました。

地域の書き手、地域の編集者としてライティングを学ぶ本講座は、青森県内の元記者やライターさん方から構成されている「あおもり地域編集会議」が主催しています。

つまり、プロからライティングをじっくりと教えていただける、またとない機会。

私は文章を書くのが好きではあるもののロジカルな文章づくりに苦手意識があるので、その強化を目的に受講しました。

先日第二回が開催され、講師は元新聞記者であり青森大学社会学部でメディア論などを教えていらっしゃる櫛引教授でした。

情報を因数分解して5W1Hを正確に過不足なく伝えること、読みやすさの大切さ、記事を書く手順など、ジャーナリストとしての心構えを教えていただきました。

これまで仕事ではなんとなく理解していたライティングですが、改めて言葉とテキストで教えていただき、私にとっては感覚知が言語化されたとても学びの大きい講義となりました。

特に印象的だったのは、「誠実に書く」ということです。
上手に書くことはむずかしくても、誠実に書く、誠実に書こうと努めることは誰でもできる。
文章を書くのはしんどいけど楽しいしワクワクする。その向こうにいろんな人の繋がりがあり、なりたい自分があり、作りたい社会がある。
文章を書くということはそのための最大の武器なんだと、櫛引さんは仰っていました。

誠実に書く。
自分が起業した時にデスクに貼った「誠実であれ」というカードと今回の授業がリンクした瞬間です。

これからも誠実に、愛をもって、作りたい社会のために、なりたい自分のために。

文章に向き合う姿勢とともに仕事への心構えをも再確認することができた、実りある学びの時間となりました。


※本ブログは、あおもり地域編集会議主催、「地域の編集者養成講座」の宿題として書いています。


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