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いつまでも中身は乙女
初めて聴いた中学生の頃から今までずっと聴き続けています。 嘉代ちゃんの曲の特徴である「昭和チック」な雰囲気に惹かれて聴いていましたが、だんだんと歳を重ねるうちに歌詞の意味を理解していきました。 嘉代ちゃんの書く歌詞は、パッと頭に情景が思い浮かぶものもあれば、聴く人聴く人によって解釈が異なり、全く違うものとなってその人の中に入っていくものもあります。 この「がらんどう」という曲は、叶わない恋(きっと許されない恋)をしている子を歌っているのだと私は感じました。 「子供のふりしてあなたにしたたかな手を伸ばした」 「気づかないふり出来るから」 「がらんどうな私を満たしてもすぐ枯れるのが関の山」 自分に言い聞かせて、自分に嘘をついてまでもこのままでいたい。 こんな気持ちになったことは今まで一度として無いですが、もう少し大人に近づいたら分かるのかな、と考えながら聴くのもとてもワクワクしてしまいます。