ZINEをつくるということ

亀進行ではありながらも、無事2冊ZINEを発行した。
元は友人同士というところはあるものの、
ライターは子持ちの主婦だったり、何かを目指していたり、
立場としては様々な人間が集まった。

もともと、自分で何か冊子を作りたいとはうっすら感じていたものの
プレッシャーがない中の仕事がなかなかできないタイプの自分が
こういったかたちで、きちんと進行できるとは思っていなかった。

コンセプトを考えたものの、基本的には各自企画は自由。
ほんのちょっとだけ編集をかじっていたので、友人の記事の修正と
デザイン入れ、その他進捗管理を請け負いながら自分の原稿も書いた。

2冊を発行した段階で、ふと、意義について考える。

生活と別の場所に居場所を作ったことが、ひとつ。
「書く」ことをそれぞれの生活に復活させたかった。
書くことと読むことは、文学部だった私たちにとって、
生きる一部だったはずだ。

ZINEをなぜ作るのか。
「楽しそうだね」「よくやるね」と言われるけど
失われてた熱量を、取り戻したいってのはあるのかもしれない。

あわよくば、人に読んでもらいたい。

2冊作って、改めて思うのでありました。

次回のテーマは「ケーキ」。

どんなことに思いをめぐらせようか。

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