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50代のハイキング?後編

高御位山の頂上まで登り、素敵な景色をみて大満足。下山した後に実は時間があったら、もう一つ行きたい所があったのだ。
そこが紅山。
なんか岩肌をロッククライミングみたいに登っていく感じの山で、動画でみつけてからワクワクが止まらない。
そこも簡単に登れる感じの山だったので、じゃあ次行ってみよう!と目的地に設定した。だいたい車移動20分くらいで目的地の駐車場についた。
なんとかアクエリアスもまだ残ってるし、岩肌を20分くらい登って頂上に行く予定だったので、めっちゃ楽しみ!張り切りすぎて、2人共案内板を信じてそのままつき進んでいってしまった。
頂上を目指して、すすめ!すすめ!
案内板通りにすすめ!すすめ?!
あれっ?直線を10分あるいても勾配のきつい山登りが続いて、なかなか岩肌が見えてこない。
左側に岩肌が見えてこない?あれっ?
うそやん、登れば登るほど、さっきより太陽サンサンで暑いし、勾配きついし、おかしいおかしいと思いながら30分も突き進んでしまった。そして、道がひらけたとおもったら、そこは、紅山の頂上でした。
がびょーん。
ほんまに頂上一直線の道できてもうた。汗だく。
下からロッククライミングしたかったのに、
横道で頂上まできてもうた。汗がとまらん。
上から岩肌みても楽しくないよ。
みんな下から登ってきてるのに。顔汗ふきふき。
あまりの勾配のキツさにもうアクエリアスもほとんどなくなった。
もう一度下から登ったろかな、なんて考えてたら旦那がボソっと、俺の今日の山靴で登ってたら、もしかしたらあの岩場、登りきれんかったかもしれん。
ピーン
そうか、もしかしたら横道からで良かったかもしれない。あの岩肌から旦那が転げ落ちて夕方のニュースになんて、放送されたらこりゃまた大変な事だ。
うん、うん、よかったよ。
頂上から、岩場を登ってくる人を見下ろして悦にひたってた私。そろそろ2人で下山しようとすると1人のおっちゃんに声をかけられた。さっき、ひらけた道の所で、山の主の様にでんと座ってた人だ。
ギフチョウ!この時期しかみれないギフチョウ!せっかくやから写真とっていって!
止まって羽広げてるとこ!
ほんまに綺麗やから!
何なに?!急に話しかけてきて、チョウの写真をとれだと?2匹が頂上の周りをとんでるけどなかなかとまらないぞ!携帯片手にいざ止まったと思って、カメラを向けるとヒラヒラと又とんでいくし、無理!おっちゃん無理!
もう下山するわ!教えてくれてありがとうね。とお礼を言って歩き出そうとすると、私の前にギフチョウがヒラヒラきて、地面に羽を広げたまま止まった!
いまだ!写真!写真!と携帯だして、上の方から1枚、カシャ。まだ逃げないぞ、さらに中程から1枚、カシャ。あれ?全然逃げない。
じゃあ思いっきり近くでカシャ。
全然、飛ばないやん。 
ありがとう、ギフチョウさん。
しっかり綺麗に写真におさまってくれて。
おっちゃんも嬉しそうに、すごい!あなたは写真が撮れて素晴らしい人だ!とべた褒めしてくれました。満足満足、褒められちゃった。
なんやかんやと、2つの山を2時間かけて登りきり程よい疲れのまま、いつものグルメツアーにシフトチェンジ。
 お昼ご飯は、がいな製麺所。
ここの釜玉うどんと名物のとり天がめっちゃ美味しかった!ぜったい、紅山のロッククライミングをリベンジして、こんどはお土産にうどん買ってかえると決めたwaraでした。



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