世界の主要メディアは民主主義の破壊者

■アメリカ大統領選挙で流れが変わる
 アメリカ大統領選挙は、死者が投票する怪奇現象が発生した。しかし世界の主要メディアは無視。世界の主要メディアは、民主主義を捨てバイデン氏の勝利を選んだ。普段は疑惑だけで批判するが、バイデン氏の不正に関しては黙認。

 アメリカ大統領選挙で疑惑が多数発生したが、多数派工作による印象操作でバイデン氏の勝利を宣伝された。だが不正を受け入れないトランプ大統領は、選挙の不正を裁判に持ち込んだ。ここから流れが変わり、全米で告発が相次いでいる。

米郵便公社調査員がペンシルベニア州の告発者を脅迫、録音音声がSNS上公開
https://www.epochtimes.jp/p/2020/11/64622.html

■民主主義の基本
 民主主義とは何か?多数決による結果が民主主義と思うなら大間違い。民主主義を成立させるには、人間としての条件から始まる。民主主義の根本は自由に対する認識であり、自由を間違えば、社会・政治全体が腐ってしまう。

人間としての条件
 制限の範囲内の自由:人間・個人主義
 無制限の自由   :獣・利己主義

社会
 制限の範囲内の自由を選んだ人間同士の共同体。

政治
 個人の利益よりも全体の利益を優先した多数決が民主主義。

民主主義は「国民は公正無私の立場で選良を選ぶ」という仮説により成り立つ。人間は不完全な生き物と言う前提を無視しているので、仮説が崩れると衆愚政治や扇動政治に陥る。これは人類の悲しい本質なのだ。

■自由とは?
 自由とは制限された範囲内の自由であり、この場合は人間の個人主義。その反対に、無制限の自由は獣社会の自由。これは利己主義になる。個人主義と利己主義は別物で、個人主義は制限された範囲内の自由で生きる者が、己を律することで共同体を作る。その反対に利己主義は、自分の利益だけ追求する自愛しか考えない。

個人主義:制限の範囲内の自由・自我
利己主義:無制限の自由・自愛

家族関係は見返りを求めない愛だから利他的な愛になる。これは思いやりの原点であり民主主義の原点。何故なら個人の利益よりも家族の利益を優先した多数決が民主主義になる。個人のワガママなど無視される。家族関係は契約関係でもないし金銭関係でもない。見返りを求めないから、拡大化された自己認識として愛国心が有る。そしてこれが個人主義の自我になる。

 利己主義は己の愛しか求めない自愛。利己主義は見返りを求める愛だから、欲しい物・者は暴力を用いてでも手に入れる。このため利己主義は、殺人か自殺による社会破壊を行う。しかも人間関係が契約と金銭関係だから、行き着く先は破棄のみ。

米BLM運動の創設者がバイデン陣営に書簡「投票した見返りを」
https://www.epochtimes.jp/p/2020/11/64629.html

■民主主義は応用されている
 民主主義の前提は、制限された範囲内の自由で生きる人間が集まり、共同体を作ることで始まる。この共同体が社会となり、「個人の利益よりも全体の利益を優先した多数決が民主主義」を基本とすることで民主主義は完成する。

 何故か一般的には、「多数決が民主主義」と言う空気が作られている。これは間違った考えで、本来は上の句である、「「個人の利益よりも全体の利益を優先」が抜けている。この上の句が抜けると、民主主義の多数決は霧散する。

 この考えはアメリカ陸軍で将官を育成する学校でも基本として教えられている。この組織は少将を育成する学校であり、各地から集めた大佐などを教育する。

大佐:「我が隊は、この様に動く」
教官:「連隊長の立場ではなく、師団長の立場で考えよ」

 大佐が自分の部隊の認識で作戦を考えた場合は、教官は全体である師団長の立場で考えることを教える。軍隊で使われる考え方の根本は民主主義。軍隊は独裁方式ではなく、民主主義を応用した考え方になっている。これはアメリカだけではない、白人世界では古代ギリシャ世界の民主主義を受け継いでいる。日本では村単位で自治が行われていたが、日本では同じ概念が用いられていた。このため日本では、惣村方式が日本人に受け継がれている。悲しいことに、日本人はこのことを知らない。

■民主主義を破壊する主要メディア
 アメリカ大統領選挙で明らかになったことは、世界の主要メディアは民主主義の破壊者であることだ。主要メディアの多くは中立を大義名分にする。中立の聞こえは良いが、実際は悪人を喜ばせる。

 現実世界で中立は難しく、見ているだけで犯罪者の横暴を認めることになる。中立は犯罪者を喜ばせるだけ。だから現実世界は、敵か味方の極論になる。何方も正義を名乗り、敵を悪と断定する。だが人類の経験則は、民主主義の基本を導き出した。この様な基準を用いれば、善悪と正邪を明確にできる。

 では人類の経験則を用いれば、世界の主要メディアは悪になる。何故なら、不正行為を無視して多数派工作だけを選んだ。これで民主主義を破壊しており、人間社会を破壊する行為に加担した。

■人類の経験則を武器に
 世界の主要メディアは多数派工作を行う。金と権力を選ぶから自愛の塊。「金儲けは正義」だから、中国共産党の「正義は金儲け」と仲が良い。何故なら両者で共通している概念は、「力に正義を与えよ」なのだ。だから暴力・犯罪でも正義にする。実際にBLM運動が典型例。

 人類の経験則は、「正義に力を与えよ」。これは制限された範囲内の自由を生きる個人主義の証。だから我々は、正義として悪に対抗しなければならない。仮に中立を選べば、悪である中国共産党の奴隷となる。ならば正義を選び、民主主義を守る道を選ぶ。そのリーダーとして、トランプ大統領は戦っている。

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