Zoho Subscriptionの請求書をカスタマイズする
Zoho Subscriptionは、繰り返しの請求と決済処理を管理するサービスであり、サブスク型サービスを展開する上ではとても便利なサービスです。
毎月や毎週など、決まった日になると、自動的に相手先に請求書を発行し、決済処理を依頼することができます。StripeやPayPalなどのサービスと連携すれば、クレジットカードによる自動引落も簡単に実現することができます。
1.請求書のテンプレート
請求書はテンプレートに従い発行されます。請求書のフォーマットは、Zohoの他のサービスと同様、こちら(設定→テンプレート→請求書)で、あらかじめ用意されたものから選んで利用します。
気に入ったものがなければ、ご自身で新しいテンプレートを作成することもできます。
![](https://assets.st-note.com/img/1664611960719-zyPS8wCS80.png?width=800)
2.請求書の編集
編集も至って簡単。気になるテンプレートの編集ボタンを押すか、または新規作成(+NEW)のボタンを押せばエディタが起動し、自由にカスタマイズすることができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1664612446333-dB61FjrsMh.png?width=800)
3.サブスクタイプの請求書
Zoho Subscriptionを使う方には、月額利用料などの「毎月定額」を、顧客に請求したいと思う人が多いかと思います。
この場合はあらかじめサフスク型の商品を登録して単価を設定。これを顧客ごとに作成する「サブスクリプション」で期間や支払期限を設定するだけ。あとは当時になると、Zoho Subscriptionsが自動的に先に設定した請求書のフォーマットで請求書を発行してくれるのですが、どうにも1箇所気になります。それが下図の箇所。
![](https://assets.st-note.com/img/1664612590434-nflfHQXU8Z.png?width=800)
デフォルトでは、商品名の下に「この期間(dd-mm-yyyyからdd-mm-yyyyまで)の課金」と表示されます。ちょっと気に入りませんね。
4.期間の表記を変更する
期間の表記の修正は請求書のフォーマットではなく、作成したサブスクリプションごとに指定する必要があります。少し面倒ですね。
具体的には「サブスクリプション→編集」から詳細欄(下図の箇所)を修正します。
![](https://assets.st-note.com/img/1664613243231-nbmB3oNQDv.png?width=800)
ここに指定した文字が、該当するサブスクリプションの請求書に適用されることになります。
5.編集文字列
詳細欄には、変数も指定できます。代表的なものが以下ですね。
%BillingStartDate% - サブスクリプション期間の請求開始日
%BillingEndDate% -サブスクリプション期間の請求終了日
例えば、「 %BillingStartDate% から %BillingEndDate%」と指定すれば「2015 年 8 月 18 日から 2015 年 9 月 17 日」と表示されます。
他にもいろいろな指定方法があります。詳細はこちらを参照ください。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか?
Zohoサービスは、少しおかしな?日本語表現がところどころにありますが、カスタマイズの機能も豊富。こうしてひとつひとつを丁寧に修正していくことで、とても使いやすいものになり、オリジナルの請求書も簡単に発行することができます。
ぜひみなさんもZoho Subscriptionを利用して、サブスクサービスに挑戦してみてください。
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