見出し画像

スパイスラックに色を塗ったらスパイスではないラックになった

昭和な設備の家に住んでいます。

古い戸建ての宿命か、洗面脱衣所の床板に痛みが出て、床を張り替えることになりました。その際、コストは必要最低限にしたかったので、洗面台は再利用を考えていました。しかし、蓋(床?)を開けてみると木部の劣化著しく、洗面台を新しいものと交換することになりました。

ミラー付のキャビネットとか、ちょー憧れなのですが、取り付ける場所もなく……
せめて、これまでちょっとした化粧品などを置いていたところを、少しでも見栄えよくしようと試みました。

IKEA でちょうど良さそうなアイテムを見つけました。

無垢材で見た目は良いのですが、我が家で使うにはちょっと色が合わないと感じました。経年の差?
そこで、少ない手間での色変を試みました。

棚は2個買いました
選んだカラーはチークです。

一度塗りだと少し色が浅いように見えたので、二度塗りしました。塗料をチューブから絞り出し布で伸ばせば色が付きます。例えるならば、靴墨みたいな感じでしょうか。わぽはホームセンターで購入したものを使いました。

思ったよりすぐに乾いたので、順々にパーツを塗り、最後のパーツにたどり着くころに初めに塗った板はもうほぼ乾いている状態となり、乾くのを待つことなく重ね塗りが可能でした。

組み立てたらこんな感じに
木目が活かせるのがgood

若干オリジナルよりも高級感が出たのでではないでしょうか?
塗料をのせることで、木目が強調され塗りむらも感じません。

壁に取り付けたの図

本来はスパイスラックとして販売されている棚が、歯磨き粉や化粧品などの棚として生まれ変わり? ました。手間賃を含まないと、およそ2,000円以内で、↑の棚が二つ出来ました。

このステイン塗料のよい点としては、刷毛などが不用なので後で道具を洗う手間がなく、不用な布で塗料を塗れば、後はボロ布? を捨てるだけでOK(塗料が乾いたあとに、布のきれいな面で少し磨くようにするとなお良し)。水性なので、手についた塗料も石けんで洗えばほぼ落ちます。何より短時間で乾くので、作業が中断されません。塗料のにおいも控えめでした。

ちなみに、棚を取り付ける際は、水平器があると便利です。
わぽ家のような木部の壁にネジを使いたい場合は、錐(きり)で下穴を開けましょう。ここは手抜き厳禁、いきなり木ネジをねじ込むと、壁の板に亀裂が入ってしまう可能性があります。

↓水平器とはこんなのです。ホームセンターなどにあります。用途にもよるとは思いますが、300〜400mm位のものだと今回のような時には使いやすいのでは?
一般家庭にはあんまり必要ないかも、ですが。

参考に以下のページのリンクを貼っておきます。

さて、この棚を導入してみて、以前が本当に間に合わせの棚だったので、満足しています。

ステイン塗料、無垢材との相性バッチリなので、おすすめです。

この記事が参加している募集

サポートしていただけますと、とっても励みになります! 春ならサクサクいちごのミルフィーユ、夏なら冷た~い桃、秋なら濃厚モンブラン、冬ならハーゲンダッツのクッキーアンドクリームがご褒美の候補です。