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【22-23 第21節 GAME2】vs信州ブレイブウォリアーズ

チームにとってもファミリーにとっても苦い敗戦。
同一カード連勝が遠いシーズンはまだ抜けられなさそうです。

1Qで16点ビハインドを追ってから、2Qでディフェンスを立て直して追いすがり、最終盤で逆転に成功したところまでは最高でしたが、またもやクロージングのところで課題が残る展開。

セカンドユニットが機能した

出だしの1Qは祐眞の3Pこそあたってたものの全体的に攻守ともにソフトでバウンスバックに燃える信州の狙い通りの展開になりました。

今日の川崎の良かったところは2Qでごろっとメンバーを代えて納見くん、かまちゃん、サトル、マット先生とジェイの時間帯にディフェンスを立て直せたことです。

信州の攻撃をピタッと止めてオフィシャルタイムアウトまで2点に抑えました。

多少攻撃が停滞した時間はあるものの、同時間までで12点取れていれば上出来です。

このセカンドユニットが流れを作ってくれたおかげで今日は試合になりました。

とくにここ最近はかまちゃんのプレーが安定しており10分超のプレータイムでも試合が成立している点は収穫です。

相変わらずジェイは35分とほぼフル出場のプレータイムですが、かまちゃんが数えられるプレーヤーになってきたことでニックを30分未満に抑えられたのは大きいと思います。

祐眞とニックの連携も復調

2点ビハインドの20秒で祐眞のゴールアタックがファールにならず落ちて、その後ニックの3Pが外れてしまったので悪目立ちしましたが、それでも二人とも20点超えだったのは総じては良かったのではないでしょうか。

二人共川崎の主要得点源にも関わらず、今季ここまでこの二人のピックプレーが安定せずターンオーバーということが多かった中で今日はかなり安定していたようにも見えました。

マット先生は相変わらずの安定度合い

個人的には今の川崎の最も安定して高いパフォーマンスが期待できるプレーヤーはマット先生ではないかと思います。

高精度の3Pはもちろん、たとえ入らなくてもきちっと打ち続けるので攻撃のリズムを作ってくれます。

またドライブインやペリメーターの2Pも安定しており、攻撃が停滞しそうなローテーションにマット先生が入るだけで火力が増します。

またハンドラーとしてもターンオーバーが少なくパスが上手で、ピックプレーが相手の脅威になっています。

ディフェンス面でもきちっと脚が動くので、攻守両面でマット先生が出ている時間帯は一番川崎らしいバスケができているように思えます。

マイヤンは今節は忘れて再起動

今節ほとんど良いところがなかったのがマイヤン。

本人が一番分かってることでしょう。

シーズン序盤の孤立した感じが戻ってしまいましたが、もはや今節のことは忘れて次週の滋賀戦から何事もなかったかのように戻ってくれればOKです。

そしてマイヤンが調子悪いと見るやいなやマット先生やかまちゃんのプレータイムを伸ばして試合を運べたことはポジティブなところだったと見ています。

どうしてもここまでは固定のローテーションでその日の調子に関わらず試合終盤を戦わないといけないシーンが多かったですが、今季のテーマの一つである「試合ごとに活躍する選手が変わる」を一つ体現できた試合だったと思います。

それでも勝てなかったのは死ぬほど悔しい

改めて試合を振り返ってみると良かった点のほうが多かったくらいな印象です。

が、それでも勝てなかったというのが死ぬほど悔しいです。

これまでの敗けは明らかに内容が悪く落としてきたものがほとんどですし、そういう試合ももちろん悔しいです。

やっといろんな課題を少しずつクリアしてきて、シーズン後半に調子を上げていこうというタイミングで、内容としては良い部分が多かったのにそれでもまだ敗けるのかというのがなんというかある種の焦りと悲しさも感じる試合でした。

とはいえ敗けてしまったものは戻らないし、チームはきっと強い危機感を持っているだろうし、CS優勝は口だけじゃないと信じられるチームなのでファミリーもたくましくなって前を向く必要がありそうです。

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