【22-23 第19節 GAME2】vs琉球ゴールデンキングス
GAME1と同様にラスト1分で数ポゼッションリードの展開。
今日のゲームではちゃんとクロージング成功して1勝1敗で及第点の戦績でした。
昨日のゲームが悔しさ満点だった分、今日の試合では勝利以上の収穫も多くファミリーのほくほくした雰囲気がTwitter上からも伝わってきます。
横浜には1ゲーム差でリーグ順位を逆転されてしまっていますが、まあここからでしょう。
リーグ前半戦は実は大健闘だったのではないか
勝率的には東の千葉やアルバルク、西の広島・島根・名古屋そして琉球に水を空けられている川崎ですが、僕としてはそれほど悲観する状況でもないと考えています。
というのも川崎の前半戦30試合のうち20試合は勝率5割超えのチームで、他23チームと比較しても図抜けています。
またこの前半戦で外国籍が3人揃った試合数ではたったの6試合とこちらも他チームに比べてダントツに少ない。
要は戦力揃わない中強豪との試合がめちゃくちゃ多かった前半戦でした。
そんな中で今の順位で折り返せているので横浜との1ゲーム差は後半戦で十二分にひっくり返せる立ち位置です。
一つ懸念があるとすれば強豪との実戦の中で戦術を磨いていく意味合いもある中で理想のローテーションをぶつけられなかった経験値の差が効いてくるのかどうか。
とはいえここも離脱がバスケIQが高く経験値豊富なマット先生なのでおそらくマット先生自体のアジャストができないということはないでしょう。
あとはマット先生が入ったローテーションでの連動をいかに仕上げていくかです。
祐眞が良く耐えたゲーム
GAME1でフィールドゴール0本に抑えられ、終盤のクロージング失敗で目立ってしまった祐眞。
今日もフィールドゴールはなかなか爆発とは言えなかったものの、後半の2PTを1つ沈めたところから吹っ切れて最後は勝負を決定づける3PTからの咆哮。
ベンチのマット先生も吠えていたところと合わせてみると感涙ものです。
昨シーズンMVPを取っただけに今季は期待値は上げれど対策されている度合いも上がるという宿命を背負う中でもがいているんだと思います。
クラッチタイムといえば藤井祐眞というシーズンもあっただけにここまでのパフォーマンスは本人も納得いってないでしょう。
今日はそんな祐眞が一つ報われた試合になったかと思います。
そして、Twitterで言及する人は少ないですが、個人的に今季の祐眞をちゃんと買っているのはこれだけ調子が悪くてもディフェンスの強度やルーズボールなどの泥臭いところから調子を上げようとずっとしていることです。
なかなか安定して爆発とまではまだいってないものの、CS優勝には我らが藤井祐眞の活躍は必須ですし、昨シーズンのCSで無敵モードに入った比江島さんもシーズンは苦しむことが多かったので、必ず今年は藤井祐眞の番が巡ってくると信じています。
かまちゃんもMVP
4本の3PTを沈め、試合の出だしや後半の勝負所でチームを救ってくれたはせのMVPは文句なしです。
それと同じくらい、2本の3PTを沈め相手に流れを渡しきらなかったかまちゃんの活躍も大収穫でした。
そして得点以上に、リーグ最強のリバウンド力を誇る琉球相手にかまちゃんの入ったローテーションでちゃんとディフェンスリバウンドを確保できたのは確実に川崎の武器になります。
まだローテが安定しているとは言えず、プレータイムがなかったり極端に少ない試合もあるのに、いざ長時間プレーするとちゃんと試合を成り立たせて勝たせてくれるかまちゃん、最高です。
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