この鎧の中身
鎧だけ増えて中身がないね
帰省して父に言われたこの言葉がささりました。
色々とやってはいるけど、どこか不安で焦ってて、なんかこれじゃだめだなって感じがずっと強くて。
本当にやりたいことじゃない余計なことまで手を出してるからだって、分かってはいたんだけど、きっと分かりきってなくて。
考えれば考えるほど、不安になればなるほど、何かを始めてしまって。どんどんつぶれそうになって。というかつぶれて。
情けないけど、北海道に帰省して、しばらく家事から逃げました。
自分は洗い物、洗濯物、その他色々、生活に必要なことが苦手で。
帰省するとそこから逃げられる現実がある。その状況にあまえてみたんです。
そしたらやっぱり冷静に考える。自分に向き合う。そんな時間ができました。そして実家にいた時にはわかってなかった感謝も改めて感じました。
そしてつっきーっていう、自分にとって影響を与えてくれる存在、インターン先の社長に会って、その人の知り合いなんかとも話して、現実をはっきり言ってくれる言葉も、厳しいけど愛がある言葉もたくさんもらって、本もたくさん読んで、それで父ともたくさん話して、
鎧だけ増えて中身がないね
この言葉が自分の現状であり、自分がしんどい原因であるって、心の底から理解しました。
自分は、自分を取り繕う鎧がたくさん欲しかった。自分を守る鎧をたくさん身につけていた。でもその鎧の中身はなにも変わらなくて。多くあることに満足して、ひとつひとつに向き合えてなくて。ただミーティングの時間が過ぎること。求められたことを、及第点できればいいかって思う日々。だからどこまでも、これでいいのかな?が消えなくて。
ふっと、心が軽くなった時、ああたくさんのことをすることも、新しいことをはじめることも、別にそんなに重要じゃないやって。自分必要としてないやって。
ただ目の前にいるやりたいことを、目の前にいる大切な人を、101%思えば、101%向き合えば、それで自分は幸せになれるし、本当にやりたいことや、本当に好きなことや、悩んで答えを出したくて焦ってること、全部それだけでみつかるやって、そんな風に思えたんです。
ああなにも特別なスキルや、特別な知識や、特別なことをする必要はない。
ただ自分は今本当はなにをしたい?自分は今本当はどこにいたい?それに向き合って、出た先の答えを、出た先の居場所を、本気で大切に向き合えば、きっと自分は幸せになれる。自分が見つけたいことの答えもきっとみつかる。
そんな風にふと思えたんです。
きっとこれからも悩むことも病むこともある。
でも大丈夫。もう大丈夫。そんな風に思えたんです。
今までたくさん病んでくれて、悩んでくれて、それでも生き抜いてくれてありがとう。
まだまだ鎧は取り切れない。たくさんあるピアスは外しきれない。中身だけじゃ勝負しきれない。世間体も気にしちゃう。それでもなんとか、なんとかやっていけそう。
ちぃの人生。第3章くらいがはじまりそう。この人生面白おかしく生きてやる!
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