見出し画像

不公平感が生む不満

「人は不公平感があると不満になる」という言葉を聞いて、確かにそうだなと思った。
幼い頃からずっと不満だらけだった。
だって世の中全てが不公平だから。
そういう世界なんだとわかってもなかなか受け入れられない。

今もなおそういう感情が湧き起こることがある。
昨日もそんなことが起こった。
あの人は許されるのにこっちはダメってこと。
自分がされる側になるとやっぱり「なんだよっ」てなる。人間だもの。
自分が特別してもらったことは棚の上に上げてる笑
お前の人間力だろって言葉も置いといて笑
前なら納得させて言葉にも出さなかった。
今はこの不満をちゃんと外に出してあげようと思って書いている。

仕事に対しても、どんなに頑張ってもエネルギーをかけても見合った金額をもらえない時に不満は起こる。
あの仕事とこの仕事で時給同じなんですか?ってなる。
どう考えても同じ時給とは思えないけど、現実はそんなもんだ。
だからエネルギー枯渇してしんどくなってやる気が起きなくなる。

そういえば公文の時もあったな。
新人指導者の時に幼児優秀児を育てることに挑戦したことがあって。
新人でそんなことに挑戦する先生はほとんどいない。
なぜならまだ指導者としてのスキルもない状態でできるほど簡単なものではないから。 
下手したらその子の人生変えてしまう可能性だってある。

でもベテラン先生からそういう子を一人出したら指導が変わるよと聞いてやってみたいなと思った。
そう思ったらそういう子が入ってきた。
意図して実現した初めてのことかもしれない。
まずは私ができると思うことと、保護者の協力を得られるかどうかが鍵になってくる。
そこの見極め力が必要だった。

先日、同じく幼児優秀児を育てた同期の先生と話す機会があって、そのことで熱く語り合った。
評価されてる感がなかったよねと。
キャリア20年の先生とキャリア3年の先生ではアプローチの仕方だって違う。
新人でもプロなんだからというくせに、キャリア優位なのだ。
もちろんキャリアは大事。積み重ねたものに勝るものはないのもわかる。

もちろん表彰と僅かな報奨金はいただいたけど、それに全く喜びを感じられなかったのは、認めてもらえたという実感が無かったからかもしれない。
かもしれないと書くのは当時はその虚しさの意味がわからなかったから。
変わったことをすると大体抑えられてきたから、その時もまぁそんなもんだよねって思ったんだろう。
認めてほしかったのよね。
なんならわかりやすくもっとお金が欲しかったのかも笑笑
搾取されすぎて麻痺してたんだな。

自分が経営してた時に気をつけたのは平等にはならないけど、不満が出ない工夫。
スタッフが気持ち良く仕事ができるようにするにはどうすれば良いかは常に考えてた。
お金の面もできる限りやってたつもりだけど、足りなかったかな。
公平にすることは難しくても、不満が出ない行為をすることはできるはず。
自戒を込めて書いておく。

コネとカネのバランスを見極めたいものだ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?