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子どもの自己決定権

神戸大学と同志社大学共同による、2万人を対象にした研究で、
幸福度は学歴や収入より自己決定の度合いで決まる
という調査結果が発表されました。

学歴も収入も高い、しかし現在の仕事が親に決められた仕事だったり、自分ではない誰かの決定によるものだったりすると幸福度は低いということです。
あ~、本当は●●がしたかった。●●になりたかった。
と思って生きるのは不幸ということです。

これは、子ども、子育てににも重要な意味合いを持ってきます、
親に無理矢理、公文、ピアノ、スイミング、学習塾などに行かされることは子どもによっては不幸でしかないのです。不幸の要素ですから、もちろん身に付きません。無駄な投資です。

子どもは親のものではありません。別個の人格を持った存在です。親は子どもの監督でもありません。強いて言うなら、サポーターや応援団でしょうか。

習い事も、受験も、進学先も、就職先も、子どもの自己決定によって成されるべきなのです。子どものほうが親より、自分のことを理解しています。
自分の向き不向きを分かっています。親が、自分はこれが得意だったから子どもも、と考えてはいけません。違う人間なのです!
親のミニチュア版ではありません。

子どもの人生は子どものもの。親のものではありません。

でも、ユーチューバーになりたい!って言われたらどうすれば良いかって?
その仕事の収益性、将来性を一緒に分析して、自分の持っているリソースを確認して、それが世の中にどれだけ需要があるか、どういうマーケットが存在するかなどとことん調べるのです。
それでもやりたい、やれる自信があるというのなら、一度、トライアル的にやらせてみれば良いのです。
失敗した時でも、子ども自ら失敗だったと認める必要があります。

とにかく、端から親が否定しないこと。
子どもの決定権を尊重すること。

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