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なぜ、眠くなる講義をするの?

 大学で働くようになって、他のいろんな先生方の講義を覗くことがある。楽しそうな講義をしている先生は、やはり喋りが上手い。笑いも起こっている。でも、そうじゃない先生も多い。ずーーーーっと先生がワントーンで喋っている講義。熟睡している学生多数。これを、”タメになる私の話を眠っているような学生は知らん”というお考えなら、講義などせずすーーっと研究室でせっせと論文をお書きになっていればよろし。良い研究者イコール良い話者ではないからね。

 もう一つ、寒々しいのは、Tシャツとジーンズなどラフな格好で講義している先生。メディアの誰かの影響なんですかね。スーツにネクタイで講義するなんて堅苦しい、みたいな考えか。それで、講義が面白ければいいんですけど、熱く喋っているが全くウケてない、リアクションなし、という先生方。私は、中はTシャツというときもありますが、ジャケットは必ず着ています。お鳥目をいただいて人様の前でお話させていただくわけですから、Tシャツとジーンズで話すなんて失礼だと思います。
 他にもね、耳障りな喋りをする先生いますね・・・。声が甲高い、語尾が必ず上がっている、など、あまり詳しくお話しすると、特定されそうなので、この辺で止めておきます。

 とにかく、喋りや服装は個人の癖やお考えですから、いいとして、学生を熟睡させる先生は、人前で講義をする資格がないと思います。そんな先生の講義を聴いているくらいなら、本を読んでいたほうがいいし、録画で2倍速で視聴したほうが、効率がいいと思います。
 


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