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質問力を鍛えるゲーム

「20の質問」
というゲームです。
答えを決めて伏せておきます。
仮に答えを「クジラ」としましょう。
「クジラ」を答えてもらうために、みんなに質問をしてもらいます。
質問にはルールがあります。
私(出題者)は、質問に対して「はい」か「いいえ」でしか答えられません。
質問スタートです。
最初は皆目見当が付きませんので、適当に質問します。
1「それは近所で見れますか?」
「いいえ」
2「それは食べることができますか?」
「はい」
(食べ物なのかな?と気づきます)
3「それはスーパーで売ってますか?」
微妙な質問です。
どう答えていいか悩みます。でも、悩んでいる姿を見せるのもヒントです。
「・・・いいえ」
(食べ物だけとスーパーでは売っていない?と混乱します)
まあ、クジラは売っていませんからね。
4「それは動物ですか?」
「はい」
5「それは哺乳類ですか?」
「はい」
だんだん答えに近づいてきました!
6「それは動物園にいますか?」
「いいえ」
(動物だけど動物園にいない哺乳類?)
この辺りでひらめく子もいます。
7「それはイルカですか?」
ここで、うわっ、やられたみたいな顔をしますが、
「いいえ・・・」
と、ここで分かった子が、
8「それはクジラですか?」
「はい!」
という訳で正解に辿り着きました。
ここまで質問は8個。良いペースです。
でも途中でもったいない質問をする子が必ずいます。
「それはパンダですか?」とか、
「それはあんぱんですか?」とか(笑)。
こういう質問はもったいない。
答えの幅を全く狭められていない。

こんなふうに20の質問チャンスを使って、早く正解に辿り着くゲームです。
質問ではなく答えを言うときは20の質問数にカウントしなくても良いです。
お互いの質問が聞こえない距離があれば2組でどちらかが早く正解するか競っても面白い。
小学校低学年なら20のルールを取っ払っても構いません。

質問力を鍛えて、コミュニケーション能力の涵養に役立ちます。

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