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Facebookは親バカSNS

 子どもの習い事を通して知り合った父親の集まり。こういう場合はいわゆるスポーツ系の習い事という場合が多い。子どもたちが中学・高校と進むに連れ、その習い事から離れてしまうと関係も疎遠になるものですが、時々同窓会というか近況報告で集まることがある。
 それが目的なので、いま〇〇くんはどうしてる?まだ×××やってるの?高校どこ受ける? というような話題が中心になる。それが主目的なので、それに異を唱えるほうがどうかしてるのだが、これが、もう、まったくつまらんのです。近況が気になる子は、たしかにいる。いまどうしてるのかな?と聞きたくなる子が。でも、だいたいそういう話を振ると、長い。終わらない。自分の子どもの話を延々し続ける父親。。。こちらから振っているから、こちらも悪いので文句は言えないが、こちらから振っていないのに話し出す方もいる。「うちの△△はね」・・・、いや、聞いてないですけど!!
 
 そもそも、他人の子どもに興味ありますか?皆さん。基本はないでしょう。他人の子どもの話を、それも自慢話を長々と聞かされる苦悶の時間。その最たるのがFacebookですね。ほとんどが子どもの自慢。これは自分への自戒を込めて。自分的には、過去の思い出をリマインドしてくれるので嬉しかったりはする。しかし、子どもがもう大学生くらいになったりすると、父親と子どもの共通の「思い出」となるようなことも少なく、Facebookからは疎遠になる。で、他人の子どもの自慢話にも興味ないので、もうFacebookからは卒業となる。という方、多いのでは?(子どもの投稿を卒業した方が、ペット自慢投稿を始めたらもう最悪)。
 
 しかし、誰しも自分の子どもの話は大好きだ。自分の子どもの話をしろと言われたら何時間でもできる。聞いているほうは恐ろしく退屈だが。そこを理解しているかどうかが、その人の客観性、メタ認知、知性に関わってくる。人から、自分の子どもの話を振られたら、できるだけ手短に。情報量が少ない場合は、追加で質問されるまで待つ。決して、誰にも振られていない(そもそも振られないのは、お前の話はつまらないと認識されているからなのに)、自分から、いやーうちの子はねぇ、などと語り出してはいけない。ましてや、うちの子のスゴいところはなどと自慢話をしようものなら、聞いてる側は拷問の時間。なので、そういう人がいる会合は、こうやってガス抜きをしなくてはいけないので、精神衛生上参加しないに限る。という訳でFacebookも見ないに限る。


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