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養子当事者の新しい気づき

環の会Youthの会の会長の志村です。
環の会「Youthの会」が立ち上がって、約1年半。ありがたいことに、少しずつ特別養子縁組で養子として迎えられ育ってきた「当事者」として、自分たちの経験や思いを伝える場が増えてきた。

先日は広島県福山市にて、特別養子縁組の養親や里親そして希望者向けにYouthの会のメンバーが話をする機会をいただいた。
当日は会場に20人、オンラインで20人くらいだったように思う。
正直に言って行く前からある程度自信はあった。なぜならYouthの会のメンバーは皆、養子当事者としての様々な経験や思いを素直に伝える力があるからだ。
今回、一緒に行ったメンバー2人の話は素晴らしかった。
育て親に迎えられてから思春期を経て今に至るまでの実際にあった話やその時の心境などありのままに話してくれた。
アンケート結果を見るとYouthのメンバーが伝えたかったことはある程度お伝えできたのだと感じた。

一方で話をする上で大切なことも学んだ。
テリングと同じように我々が育て親や里親に話をする時には養子としての思いを一方的に伝えるのではなく例えばテリングを怖いと思う相手を一度受け入れ「寄り添う」ことで聞き手に受け取ってもらいやすくなるということだ。

Youthの会が持っているパワーや世間から求められている現状を考えるとYouthの会が果たすべき役割は大きいように感じている。

仲間で楽しもう!!
それくらいのテンションで始めたYouthの会だが、その仲間たちのおかげで私は夢の中を歩かせてもらっている。

今回、お招きいただいた方々と打ち合わせ。素晴らしい機会をいただいたことに、感謝です!

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