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環の会の「テリング」を語る

今回私は初めて講師として、講演の機会を頂いた。
ある程度の話す内容は打ち合わせで決まっていたが、細かなところは個々に任せられており、自分が伝えたいことは伝わるかどうか、少し不安だった。実際は親になることを希望する人たちが真剣な眼差しで聞いてくれ、良い感想も多く貰えたので良かった。

講演後のグループディスカッションでは、これから里親を希望される方々がテリングについて沢山考え、悩まれていることを生で聞くことが出来た。
環の会にいると、多くの家庭で当たり前にテリングが行われているため、テリングをするか悩んでいる人の話を聞くことは新鮮だった。それぞれが自分のリアルな気持ち、そして子を想うからこその想いを語ってくれた。
テリングについて悩むということは、これから迎える子のことを今から多く考えていることにもなるため、迎えられる子どもは幸せだな、自分の親もこんな風に思いながらもありのままにテリングをしてくれたんだ、嬉しいなと改めて感じることができた。

また、今回の会場には里親希望の方もいれば、養親里親希望の方、ファミリーホームをされている方、児童養護施設の職員など様々な人がいた。
今後、「環の会 Youthの会」の活動で、様々な種類の「法律で定められた親」それぞれにインタビューを行ってみたいと思った。
自分たちは特別養子縁組で育った子だが、それ以外の形の家族について親から話を聞くのも面白いのではないか、と。

今回のような機会に感謝して、やってみたいと思ったことが実現できるよう今後も活動や発信を継続していきたい。

環の会 Youthの会・Y

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