Youthのお兄さん、お姉さんに励まされてます~育て親からのメッセージ
二人きょうだいの上の子どもが、産みの母に会いたいけど会えないという辛い時期に、環の会では「Youthの会(環の会で縁組をされた養子当事者の会)」が発足しました。
仙台や千葉で行われたキャンプに参加したり、説明会でYouthの皆さんと顔を合わせ、メンバーの一人であるYさんに鬼ごっこをしてもらったり、腕相撲、紙飛行機で遊んでもらったりと、上の子どもはとても楽しかったと思います。
下の子は、特に自分には、年の離れた実の兄がいると聞いているので、Yさんに憧れています。Yさんと思い切り遊んでもらい、お兄ちゃんがいたら、こんな感じだろうなぁ、と感じていたと思います。
Youthのイベントや説明会に参加する度に、「環の会のお友達やYouthの皆さんは、うちと一緒でお母さんが2人いるんだよ。だから、学校の友達よりも、話しやすいと思うよ」と伝えていました。
産みの母に会えなかった時は、人に話をしたくなかったようです。しかし、毎回同じ話をしていたはずなのに、「え?YouthのAくんもお母さん2人いるの?」と聞かれたのは、小学5年生の時。産みの母と電話でお話しをした後でした。
時と場合により、同じ話をしても、頭にすっと、入る時と入らない時があると感じました。
Youthの皆さんは、育て親の私も励まされ、とても心強い存在です。
私が『環新聞』の編集を担当していた時も、原稿の依頼を快く受けてくれていました。だから、Youthの皆さんの気持ちがメンバーに届いたら良いな、と思いながら新聞を作っていました。
Youth主催のイベントで会ったときにSさんや、Rさんと語り合ったり、Aくんに「子どもの反抗期が怖い!」などと心配事を聞いてもらうと、話が終わる頃には、「反抗期どんと来い!」だと、気合いが入ります。
新たにやりたい事も、見つける事ができました。Youthの皆さんには、とても感謝しています。
(小学生2人の育て親 M)
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