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科学ネタ>動物>種>ウイルス、細菌

 こんにちは✨

 皆さんはウイルスと細菌の違いを意識されたことはありますか❔今回は、ウイルスと細菌の定義をご説明します。

【細菌って何?】

 目で見ることはできない小さな生物です。一つの細胞しかないので単細胞生物と呼ばれます。細菌は栄養源さえあれば自分と同じ細菌を複製して増えることができます。大腸菌、黄色ブドウ球菌、結核菌など人の体に侵入して病気を起こす有害な細菌もいます。一方で、納豆菌や乳酸菌など人の生活に有用な細菌も存在します。また、もともと、人の体には多くの種類の細菌がいて、皮膚の表面や腸の中の環境を保っています。

 悪い細菌を退治するための薬として抗菌薬(抗生剤、抗生物質)が知られています。抗菌薬が効かない、もしくは効きにくくなった細菌のことを薬剤耐性菌といいます。これまでなら効くはずの抗菌薬が効かなくなると、感染症の治療が難しくなるだけでなく、手術の時や抗がん剤治療で免疫が低下したときの感染予防など、さまざまな医療が困難になってしまいます。

【ウイルスって何?】

 細菌の50分の1程度の大きさで、とても小さく、自分で細胞を持たず他の細胞に入り込んで生きています。増殖の過程は、細胞の中で自分のコピーを作りまくり、それに耐えられなくなった細胞が破裂してたくさんのウイルスが飛び出し、ほかの細胞に入りこむのです。

 病気を起こすことがあるウイルスとして、インフルエンザウイルス、ノロウイルスなどが知られています。ウイルスは大きさや仕組みが細菌と異なるので抗菌薬(抗生剤、抗生物質)は効きません。COVID-19に対するファイザーやモデルナといった抗ウイルス薬の開発には通常、10年ほどかかるそうです。製薬メーカがタッグを組んで1~2年で開発する姿にはアツいものを感じました🔥

 病気にならないよう、手洗いうがいに加えて3密を避けた行動をしていきましょう!


 シャープがマスクの構造に関する面白い研究結果を出したので共有します。蛾の目を模した構造がウイルスの無効果に効くそうです!


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