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犬の介護と仕事の両立は無理?仕事で介護ができない場合の対処法

犬は私たちと同じ命あるもの。私たち人間と同じように老いがあります。
そのため今から数年~数十年経った後、はたして自分たちに愛犬を介護できる環境・経済力・体力があるのかよく考えてからペットを飼うという決断をすることが大切です。

とは言え物事が計画通りに進むことはあまりなく、今後何らかの理由で愛犬を介護ができなくなる場面に直面することがあるかもしれません。
たとえば出張、急な帰省、病気による入院‥など。

また、普段仕事をしている方の場合は、会社に迷惑をかけるわけにはいかないと思いつつも、体調を崩しやすい老犬のお世話で頻繁に休みを取らざるを得ないなど犬の介護と仕事の両立する必要があり、大きな負担がかかってしまいます。

日中は仕事をして家に帰ったら老犬の介護をして…といった毎日を繰り返すことにより、体力的にも精神的にも限界がきて気力がぷっつりと切れてしまうことも😣

そこで今日は、介護が必要な老犬を飼っている方が仕事と介護を両立させるにはどうしたらよいかという方法について考えてみようと思います👀


犬の介護が必要になるのはどんなとき?

家に来たときはまだ子犬でも、犬は人間よりも早い段階で年を取るため老犬になるまであっという間です。

愛犬の介護が必要になるのは、下記の様子が見られた時です。

  • 脚の力が低下して排泄がうまくできなくなる

  • 食欲不振、ご飯を食べる姿勢自体が辛くなる

  • 神経障害で寝たきりになる

  • 視力・聴力が低下する

  • 認知症になる

これを見て何か気づきませんか?

そう、犬も人間と同じで、年を重ねるごとに身体の様々な機能が低下していきます😔

そのため、上記のような症状がみられるようになった場合は当然、私たち人間のサポートが必須になります。

介護方法🐾

老犬介護の方法は、次のようにおこないます。

  • マッサージや圧迫で排泄を手伝う、体や床が汚れてしまったら拭く

  • 流動食を作って食べさせる、嘔吐物を処理する

  • 関節が固まらないよう、体を動かす

  • 床ずれを防ぐために数時間毎に体位を変える

  • 高い場所への移動をスムーズにするためステップやスロープを準備する

  • 夜間の徘徊を防ぐために昼夜のバランスを保つ

  • しつけを忘れる、噛みついてしまう場合も真摯に向き合う

これをご覧になるだけでも、老犬介護の大変さがお分かりいただけるかと思います。

その他、犬の介護についてまとめてある記事があったので載せておきますね。

愛する家族である愛犬のため介護と仕事を両立する覚悟を持っていたとしても、日々生きるために仕事などを抱えている私たちにとって仕事をしながら介護をするのは本当に心身がすり減るくらいに大変なものです。

なので、老後のことを考えずただ“飼いたいから”という一時の感情だけで安易に飼うのは避けた方が良いでしょう。

仕事などで犬の介護が両立できない際の対処法

愛犬の介護をおこなっていると、どうしても家を離れないといけない状況が発生することも。
もしそうなってしまったら、誰に愛犬の介護を任せられるかも事前にシミュレーションしておきましょう。

もし自分が家にいなくても、誰かが傍にいてくれる場合はその人に。
もしそれが難しいのであれば、兄弟や親戚、頼れる友人などにお願いしてみてもいいかも知れません。

もちろん愛犬や他の動物たちからすると、いきなり知らない人から介護される状況は困惑するかも知れません。
そういったことにならないように日ごろから周囲の人とコミュニケーションの場を設けておき、愛犬との信頼関係を構築しておくことも大事です。

いざというときは、誰が介護することになってもやり方が分かりやすいように、介護マニュアルのようなものを作っておいてもいいかも知れませんね🐶

介護を頼れない!仕事でどうしても無理!そんなときはペットホテルもあり

仕事が抜けられず周りに愛犬の介護を任せられる人がいない緊急時は、ペットホテルに預けるという選択肢もあります🐶

ただし、すべてのペットホテルで預かりOKなわけではありません。

基本的にペットホテルでは健康な犬を預かることを想定しているので、介護が必要な老犬は預かってくれないところが多いです!

それもそのはず。ペットホテルのスタッフさんもみんな忙しいですし、
ペットホテルの仕事と老犬の介護はまた別の話です。
そこで、いざというときのために老犬の介護までしてくれるペットホテルの情報を集めておくと、万が一の時に役立つのでおすすめです。

施設を選ぶ際の注意点、見ておくポイント

介護が必要な老犬を預けるペットホテルの施設を選ぶ際は、下記の4点が選ぶ上で非常に重要です。

  • 1日中スタッフさんが見てくれるか

  • 緊急時に病院に搬送してくれるか

  • 獣医師との連携はあるか

  • SNSで犬の様子を発信してくれるか

「介護もします」と謳っていても24時間体制で面倒を見てくれるかどうかの記載がない場合、いざというときにサポートが間に合わないことも。
老犬は若く健常な犬と違って健康状態がすぐに悪化してしまいます。
そのため、いかにスピーディーな対応ができる施設かどうかはとても重要です。

また、犬を長期で預けることになった際、獣医師に健康診断をしてもらえるなどのサービスもあると安心です。

そして意外と大事なのがSNS!
日々の施設の様子が分かりやすく、預けられている犬たちのリアルを見ることができるので、私はとても大事にしています。
犬の顔を見ればそこにいて安心しているのかどうかも
一発で分かりますからね!

介護と仕事の両立が叶うペットホテル

介護と仕事の両立が叶うペットホテルを探すのはなかなか至難の業、そう思う方も多いでしょう。
実は、そのどちらも叶うホテルが東京都目黒区にあります。

THEケネルズ東京

THEケネルズ東京は、通常のペットホテルやペット保育園としても運営されている施設。
こちらの施設は元々老犬ホームとしても利用できることもあり、犬の介護の経験のあるスタッフが揃っています。
そのため、介護が必要な愛犬も安心してお任せすることが可能。

先ほどお伝えした「24時間体制」や「緊急時の病院搬送」「定期健康診断」の他に、食事介助や排出介助、歩行ができない犬の場合は抱っこまたはカートを使ってお散歩してくれるなど、犬の症状に合わせて柔軟に介護サポートを行ってくれます。
THEケネルズ東京には様々なプランがあり、平日定期利用のデイケアコースや、平日は仕事で介護との両立が難しいけど、休日は一緒に過ごしたいという方向けの老犬サポートプランなど、仕事で忙しい方向けのプランもあります。

ちなみに利用する前には2泊か5泊でトライアルもできるようなので、預けるのが初めてで不安な方も安心ですよ♪
トライアルを利用して、事前にホテルと犬の相性が合うかどうかを確かめておくと良いでしょう。

通常のペットホテルではお断りされやすい重介護の犬もできるかぎり引受けてくれるとのことなので、とても頼もしいですよね!

ここで実際に、THEケネルズ東京に犬を預けた人の声をご紹介します。

『夜鳴きが酷く、夜中に起こされる毎日で心身共に限界になり老犬サポートプランをスタートしばらくしたら夜鳴きが無くなりました。』
 
『家に居ても寝てばっかりだった愛犬ですが、老犬サポートプランをスタートしてからは足腰もしっかりし、太りすぎだった体重も落ち元気になった。』
 
『あまりお家でご飯を食べなかったのですが、老犬サポートプランを利用してから他のわんちゃんと交流をしたり運動するようになり食欲が出てきた。』

株式会社グローバル・エルシードのストーリー

このようにTHEケネルズ東京は、介護にとどまらず犬の体や精神状態を健康にするサポートもしてくれるようです。

施設内で犬同士が触れ合って動いたり、定期的なお散歩や運動をすることで肥満防止や筋肉がついて健康的な身体になるだけでなく、運動不足による犬のストレスが発散されて夜鳴きが減ることもあるのだとか🌷
普段仕事で忙しくて、犬をお散歩に連れて行くことや一緒に遊んであげることができない飼い主にとってかなりありがたいですよね🙂

THEケネルズ東京のSNS配信

THEケネルズ東京では、SNSの発信を定期的に行っています。
公式のインスタグラムでは、介護が必要な老犬ちゃんにごはんを食べさせている様子や、一緒に日光浴している様子などがアップされていました!

可愛いフォトスポットで記念撮影をしてくれたりと、飼い主さんも嬉しくなるようなサービスが充実しています♪
もちろんインスタグラムだけではなく、THEケネルズ東京では施設内で過ごす毎日の犬の様子は随時LINE報告サービスとお預かり報告書によって伝えてもらえるので安心です。

犬が楽しそうに施設で過ごしている姿を見られるのは、嬉しいことです。
愛犬には、最期の時まで幸せを感じて日々過ごしてもらいたいものですね。

結論:犬の介護と仕事の両立はできる!!


今回は犬の介護と仕事の両立についてと、
仕事が抜けられないなど、万が一周りの人に頼れない場合に利用できるペットホテルをご紹介しました。

結論としては、周りの方の手助けや今日ご紹介した老犬預かりOKのペットホテルなどの施設を上手に利用すれば介護と仕事の両立は可能です。

普段仕事があり介護と両立しなければいけない場合は、自分一人で全部対応しようとすると心身を壊してしまうリスクがあるため、積極的に介護に対応してくれる施設や身内を頼るようにしましょう。

繰り返しにはなりますが、はじめに言ったように動物にも老いがあり、
介護をする必要が出る可能性はどの子にもあるということを必ず忘れないようにして、日々動物たちと向き合っていきましょう!

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